ある日、学童の先生から連絡が入りました。内容は「息子さんが大金を持っています。問いただしたら友だちからもらったと言っています。お母さんからも話を聞いてほしいです」という連絡でした。私は何が起きたのかわからず真っ青になりました。
学童からの連絡にあ然
驚いて息子に話を聞いてみると「学校でね、友だちがあげると言ってきたの。最初は断ったけど、どうしても受け取ってほしいと言われたから受け取ってしまった……」と言うのです。すると、息子は泣きそうな顔でポケットから1万円札を取り出しました。急いで息子の友達の母親に連絡し、自宅へ向かいました。事情を説明すると、母親は知らなかったようで私の話を聞いて驚いていました。すると、話を聞いた母親が「息子がお友だちに何かプレゼントをあげるということが今までなかったから、優しい気持ちが生まれて嬉しい」と涙ぐみながら言うのです。私はその反応に「え……??」と、戸惑いましたが、その場でお金を返して帰宅しました。
その後、学校と学童にも事情を説明しました。後日学校では「学校へ用事のないお金は持ってこないこと、間違えて持ってきてもお友達に見せないこと」という通達が出されました。
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子ども同士のお金のやり取りは、悪気がなくても思わぬトラブルにつながることがありますよね。金額の大小にかかわらず、お金をあげたりもらったりすることは子どもだけで判断せず、保護者が把握しておくことが大切です。
また、お金や高価なものに限らず、お友だちから何かをもらったり、あげたりしたときは、大人に必ず報告する習慣をつけておくと安心ですね。日頃から家庭で「お金や物のやり取りは必ず大人に相談する」というルールを話し合っておくことが、思わぬトラブルを防ぐことにつながるのかもしれませんね。
著者:小田切はるみ/40代女性・主婦/5歳・10歳の兄妹を育てる専業主婦。スマホアプリで英語を勉強中。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)

