もふもふな狐と狸が可愛くて尊い…何気ない朝の1コマが幸せすぎて話題に【漫画】

もふもふな狐と狸が可愛くて尊い…何気ない朝の1コマが幸せすぎて話題に【漫画】

狐の"てnこ"と狸の"ぽnきち"が可愛すぎる…
狐の"てnこ"と狸の"ぽnきち"が可愛すぎる… / (C)Riku/KADOKAWA

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介は、Rikuさんの書籍「てnことぽnきち ぷにぷに日和」(KADOKAWA)より「今日も良い日になりますように」をご紹介。

作者であるRikuさんが4月4日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1,700件を超える「いいね」が寄せられた。本記事ではRikuさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。

■てnことぽnきちが朝を迎える…

てnこより一足早く起きたぽnきちは、キッチンに向かいお湯を沸かしてココアを作り始める。てnこのココアにはマシュマロを入れ、ぽnきち自身は抹茶を入れたココアを作った。そしてぽnきちが向かった先は…。

■「ひとつひとつの動作から、時間がゆっくりと、心地よく流れているのを感じてもらえたら」Rikuさんに漫画へのこだわりをインタビュー
Rikuさんにインタビュー
Rikuさんにインタビュー / (C)Riku/KADOKAWA

――「てnことぽnきち」を創作したきっかけや理由があればお教えください。

この作品の創作の原点を考えた時、まず思い浮かぶのは、「下を向いて歩く」という子どもの頃からの習慣です。地面を見て歩きながら、落ち葉や誰かの落とし物、アスファルトの割れ目から顔を出す草花などをよく探していました。そして、そんなものを見つけるたびに、心がふんわりと温かくなり、幸せな気持ちになりました。いつもの生活の中にある「小さな宝物」を見つけるのが好きなんだと思います。

「てnことぽnきち」には、まさにそういった瞬間が散りばめられています。ふたりの日常を通して、みなさんに、足元にあるささやかな幸せに気づき、感じてもらえたらと思います。それが私がこの作品を作ろうと思ったきっかけです。

――本作「今日も良い一日になりますように」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。

私が好きな言葉のひとつに、映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の冒頭で、ジェームズ・ボンドがヒロインのマドレーヌに語りかける「We have all the time in the world(僕らには永遠の時間がある)」というセリフがあります。もちろん、ボンドのかっこよさや紳士的な振る舞いにも魅力を感じますが、それ以上に「時間はいくらでもある」とさらりと言えることに憧れます。「今日も良い一日になりますように」のエピソードでは、この「永遠の時間」のようなゆったりとした流れを表現することに、特にこだわりました。ぽnきちが手間暇かけて丁寧にココアを淹れる姿、そして、そのココアを飲むのを楽しみにしながら一階へおりていくてnこ。そのひとつひとつの動作から、時間がゆっくりと、心地よく流れているのを感じてもらえたらと思います。

――「てnことぽnきち」の中で特に気に入っている作品があれば、理由と共にお教えください。

「帰り道」というエピソードです。このエピソードは、「今日も迷うてnこ」の続きとして描いたものです。「今日も迷うてnこ」では、てnこが食べたかったパンを2つとも手に入れ、「帰り道」では、そのパンをバッグに入れて、ぽnきちと仲よく家に帰る様子が描かれています。私が特に気に入っているのは、パンのことで頭がいっぱいになるのではなく、帰り道でふと見上げた空に飛行機雲がかかっていた――そんなささやかな幸せにも目を向け、大切に味わうてnこたちの姿です。このような場面が「てnことぽnきち」という作品の核となる部分です。目的地へ最短距離で行くのではなく、その途中にある小さな気づきを大切にしたい。そんなメッセージを込めました。

――「てnことぽnきち」はセリフが少ないですが、セリフを少なくされている理由があればお教えください。

本当に伝えたい感情や空気感を「言葉」で表現するのは非常に難しい作業だと感じます。言葉には力があります。しかし、その一方で、時として意図せぬ「ノイズ」となって、絵が語りかけるメッセージをかき消してしまうこともあります。『てnことぽnきち』では、できるだけ言葉に頼らず、絵だけで読者の心に語りかけられるように描くことを意識しました。絵を見ただけで、自然に台詞や感情が思い浮かぶ――そんな「余白」を残しておきたいと思って描きました。

――書籍「てnことぽnきち ぷにぷに日和」を制作するうえでこだわったことがあればお教えください。

制作するうえで、最も大切にしたのは、「普通」であることの価値です。SNSなどで「身近な材料で自分だけの遊び道具を工夫して作って遊んでいる」という投稿を目にすることがありますが、そのたびに私は心から羨ましいと感じます。特別な道具や材料がなくても、自分の創造力で楽しさを生み出せるというのは本当にすてきだと思います。てnことぽnきちのエピソードも、「日常の小さな喜び」に満ちています。特別な出来事がなくても、日々のちょっとした瞬間に楽しさや喜びを見つけられること――普通の生活の中にある、そういった場面を丁寧に描くことにこだわりました。

――今後の展望や目標をお教えください。

これまで書籍や動画、イラストなどで少しずつ表現してきましたが、私が大切にしているのは「日常の中にある小さな幸せを見つけたい」という思いです。ふと心がほどける瞬間を、てnことぽnきちを通してこれからも届けられたらと思っています。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

日々応援してくださるみなさんに心から感謝しています。みなさんが作品を手に取り、楽しんでくださることが、私にとって何よりの励みです。これからも日常を丁寧に切り取りながら、その喜びを一緒に分かち合っていきたいです。小さな積み重ねが「てnことぽnきち」の世界を少しずつ豊かにしていくと信じていますし、その過程を一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。

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