
料理家・食育インストラクターの和田明日香が、ゲストとリラックスした“宅飲み”を楽しむ人気番組「和田明日香とゆる宅飲み」(毎週火曜夜10:00〜、BSテレ東)。10月7日の放送回には、歌手の和田アキ子が登場した。奇跡の「W和田」回では、意外なほどの好相性を見せた2人のトークが止まらない。
■アッコ節炸裂のオープニング
この日のゲストは、和田明日香と“和田”仲間である和田アキ子。オープニングから「スタンバイしてるの表ですよ」「表の温度38度ですよ」とアッコ節全開で、暑さを吹き飛ばすようにさっそく乾杯で喉を潤した。
普段からスタッフに手料理をふるまうこともあるという和田アキ子。計量カップは使わずに目分量で作るタイプらしく、洗い物も食洗器より手洗い派なのだと庶民派な一面を明かす。さらに使っているのも百円均一のタオルとこぼしたところ、和田明日香は「アッコさん百均行くんですか?」と意外過ぎる和田アキ子の生活に驚くばかり。
当然顔が広く知られる和田アキ子。「変装していくよ」と言いつつ、変装のせいでスマホの顔認証が解除できずにレジ前で格闘したというおっちょこちょいエピソードを笑い飛ばす。どんな話題も明るく、オチまで持っていく軽やかさ。豪快なようで、どこかお茶目な素顔がのぞいた瞬間だった。
■スタジオの緊張をほぐす大御所・和田アキ子の素顔
和田アキ子といえば芸能界の超大御所だが、和田明日香は「不思議と、なんか緊張しないです」と話す。和田アキ子が作りだすどっしりした空気感が、場の緊張をやわらげているのかもしれない。
優しい表情で「あの子がおいしいって思ってくれるやろうなと思ったら、なんか(料理が)上手くいかない?その代わり何回も味見してしまうけど」と語る和田アキ子に、和田明日香は思わず「かわいい!アッコさんでもそうなんですね!」と声を弾ませる。和田アキ子は「ハッハ!」と照れ笑い。強く見える姿の奥に、人を思う温かさがにじんだ。
「不良のおばさんでいたいから」と、普段は家事や料理をする姿をテレビで見せたくないという和田アキ子。だがこの日は率先して料理を手伝い、洗い物もテキパキとこなす姿を披露した。「(世話場を見せたのは)明日香だからかもわからない」というひと言を振り返っても、和田アキ子がさまざまな芸能人から慕われている人たらしっぷりが見えてくるというもの。
そんな言葉を受けて、和田明日香も「一緒に作れたのは一生の思い出」と笑顔に。世代もキャリアも違う2人だが、“和田”同士というシンパシーもあってか始終楽しいトークが止まらなかった。
■歌手人生57年目、和田アキ子が語る“ファン”への思い
2025年に歌手活動57年目を迎えた和田アキ子。デビュー当時から変わらず給料制だと明かし、「出たい番組に出られるのが一番好き」「しゃべらないもん。嫌いな人と、まず」とアッコ流の“飾らない仕事観”を語る。半世紀を超えるキャリアを築いてきたからこその芯の強さが感じられた。
和田アキ子は「シワになって、シミになって、お尻垂れて、お腹ぽっこんでも、声さえ出ていれば“真っ赤なマニキュアをしてブルースを歌いたい”というのが私の夢だった」と話す。まさにその夢を叶え、歌手としてステージに立ち続けている和田アキ子。そのパワーの源とも言うべきものが、ファンの存在だった。
「赤の他人っていう言い方は変だけど、そういう人に来てもらったっていうのが、すごい私嬉しくて。その人たちを裏切りたくないなとは思ってるの」と語る和田アキ子。その言葉通りファンの声に耳を傾けて自分を見つめ直したり、若い世代のアーティストとコラボをしたりなどなど、常に自分をアップデートし続ける姿勢は最近の活動にも見て取れる。大きな器でドンと構えながらも、誰よりも気配りと優しさを忘れない。“和田アキ子”という人の魅力が、笑いとともにじんわりと沁みるひと時だった。
次回10月14日(火)放送の「和田明日香とゆる宅飲み」は、和田正人登場回をアンコール放送。また、7日放送回はTVerにて見逃し配信中だ。

