
大ヒットドラマ「ペントハウス」(2020~2021年)シリーズのユジンと、ドラマ「紳士とお嬢さん」(2021年)のチ・ヒョヌが主演するドラマ「ファーストレディ」の第3話が10月1日にLeminoで配信された。夫ヒョン・ミンチョル(ヒョヌ)に離婚を切り出され、マスコミに追われ、打開しようと仕掛けた生放送出演中に刑事告訴まで…。チャ・スヨンを取り巻く環境が悪化の一途をたどる中、スヨン役・ユジンが鬼気迫る表情を見せドラマを盛り上げている。(以下、ネタバレを含みます)
■スヨン、シン秘書に疑いの目を向ける
「ファーストレディ」は、韓国大統領に当選した夫ミンチョルと、彼を長年支え続け、ファーストレディの座を手に入れるはずだった妻スヨンの間で巻き起こる権力と愛、欲望の衝突と葛藤を描いた心理サスペンス。ユジン、ヒョヌに加え、脚本家のキム・ヒョンワン氏が6年間の準備期間を経て執筆を完成させたという点でも、配信前から「今年最も話題性のある新ドラマ」と注目を集めている作品だ。
第1話でミンチョルが大統領選に当選し、祝賀イベントの席でスヨンに離婚宣言。第2話では離婚騒動を知ったマスコミがスヨンを追い掛け回し、マスコミとの派手なカーチェイスの末にスヨンが事故を起こす展開に。韓国ドラマならではのマクチャン(=あり得ないほどの急展開)ストーリーがスピーディーに進行し、視聴者をくぎ付けにしている。
第3話では、スヨンが事故で7針も縫うけがを負った痛々しい姿でミンチョルの事務所へ。ミンチョルにあらためて「全て譲っても離婚は認めない」と伝え、シン・ヘリン秘書(イ・ミニョン)には今回の離婚劇を仕組んだ張本人ではと疑いの目を向ける。そして、世論を味方につけるべく生放送のニュースに出演するが、その放送中にミンチョルがスヨンを刑事告訴したという速報が流れる――。
■刑事告訴の速報に、呆然自失…
スヨンが“大統領候補の妻”の座から転落していく様子が描かれた第3話。初めはミンチョルに「離婚訴訟だけは取り下げて」と努めて冷静に語ったスヨンだが、ミンチョルに他人行儀な対応をされると失望の表情に。
その後、戦いに挑むような強い表情で記者に生放送への出演を提案し、スタジオでは視聴者の同情を乞うように声を震わせながら「私は家庭を守りたい平凡な妻であり、平凡な母です」と訴えた。
■「離婚は彼女のため」ミンチョルの本心は…
だが自分が刑事告訴されたという速報を目にすると、みるみるうちに表情が消え、呆然自失。告訴に至った罪状について記者から事実かと再三問われると、絶望の気配を濃く漂わせながらも気力を振り絞ってカメラを見据え、「判断は皆さんにお任せします。皆さんの懸命な判断を信じています」と言い置いてスタジオを後にした。
「ペントハウス」では、娘のために危険な手を使ってでも上流階級に入ろうと、選ばれたセレブしか住むことが許されない超高級マンション・ヘラパレスに足を踏み入れるシングルマザー、オ・ユニを熱演したユジン。ユニも善悪両面を併せ持つキャラクターとして強烈な存在感を放ったが、今回演じるスヨンも同情を乞う哀しい表情から怒り、絶望までを体現する、ユニに負けない強烈なインパクトの持ち主。押し寄せる負の感情を鬼気迫る表情で演じ、圧倒的な存在感を見せている。
修復不可能なまでに決裂してしまったように見えるスヨンとミンチョル。だが、3話ではミンチョルが「離婚は彼女(スヨン)のためだ。刑務所行きだけは避けようと」「これ以上彼女を傷つけるな。彼女を見せしめにはさせない。耐えられないだろうから」と、スヨンを気遣うような発言も。強硬に離婚を訴えるミンチョルの真意とは――。さらに二転、三転していきそうだ。
韓国ドラマ「ファーストレディ」は、毎週水・木曜に新エピソードをLeminoで配信中。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

