長女が生後3カ月ごろのことです。里帰り出産を終えて、慣れない育児でいっぱいいっぱいになっていた私。夫は仕事で忙しく、私の実家も義実家も遠くて、すぐには頼れませんでした。そんなとき、私は謎の腹痛に襲われて動けなくなってしまったのです……。
初めて会うベビーシッターさんは…
腹痛に襲われた日は、夫に早く帰ってきてもらいました。しかし、翌日はどうしても出社しなければならないとのことで、長女のお世話はできないという夫。私の腹痛も治まらず、どうしたものかと夫婦2人でひと晩悩み続けました。
翌日、夫は出社前にベビーシッターさんを手配してくれました。夫が出かけていき、しばらく経ってから現れたシッターさん。正直、初対面ですし、不安でいっぱいでした。
しかし、このシッターさんがすばらしい方だったのです!
プロのシッターさんだけあって、長女のお世話を完璧にこなしてくれました。それだけでなく、腹痛で苦しむ私のケアまでしてくれたのです。まさに「人格者」といえる方でした。
それからも、私は何度かこのシッターさんを指名して頼みました。ワンオペのつらさを理解してくれて、有益なアドバイスをくれて……もしこのシッターさんと出会っていなかったら、私は2人目を出産しようとは思わなかったかもしれません。
その方はもうシッター業を引退されていますが、今では家族ぐるみで遊ぶ仲です。腹痛はつらかったですが、人生を好転させるほどの良い出会いに恵まれて、本当によかったです。あらためて、人生どこに幸運が待っているかわからないと思った出来事でした。
監修:松田玲子(助産師)
著者:片田ゆい/30代 女性・主婦。4歳の娘、0歳の息子の母。夫婦とも実家が県外のため、両親・義両親を頼れず2人で子育てに励んでいる。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

