
内田有紀と寺西拓人がW主演を務めるドラマ「ラストノート」(毎週木曜夜10:00-10:54 、フジテレビ系/FODほかにて配信)の第1話が、7月9日に放送された。人生の中で挫折を経験し、流されるように生きている一瀬葵(内田)と樋口澄晴(寺西)が運命的な出会いを果たす展開が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■歳の差男女が織りなす純愛物語
本作は、環境も積み重ねてきた人生も全く違う、交わるはずのなかった年の差の男女が、静かに引かれ合い、やがて人生で最も激しい恋へと導かれていく姿を描いた大人の純愛ストーリー。
タイトルの「ラストノート」は、時間ごとに変化していく香水の“最後の香り”を表す言葉のこと。つけた瞬間の第一印象となる“トップノート”、香水のメインの香りとなる“ミドルノート”、香水の最後の香りで、肌と溶け合うことでその人だけの香りを残す“ラストノート”。本作は、そんな香水の最後に残る特別な余韻“ラストノート”のように、今までしまっていたはずの思いが香る純愛が描かれている。
■「変化もサプライズももういらない」感情を押し殺して日々を過ごす葵の日常
一瀬葵、49歳。香料メーカーの営業部で働く彼女は「人生にこれ以上の変化はいらない」と思っていた。ある日、駅のコンコースでピオニーの絵を見つめていると、通行人にぶつかってしまい、大切にしていたアトマイザーを落としてしまう。それを偶然拾ったのが澄晴だった。
そんな葵に総務部への異動の話が持ちかけられる。葵は難色を示すが、自分が断れば別の人間が行くことになると告げられ、感情を押し殺して受け入れる。「よかったです。一瀬さんが大人で」と言われ、複雑な気持ちになる葵。「変化もサプライズももういらない」と自分の気持ちを飲み込む日々を送っていた。
■親友・優子を襲った最悪の裏切り…絶対に償わせると誓う葵と、澄晴が抱える闇
そんな中、葵は中学時代からの友人・佐川優子(坂井真紀)から20歳年下の彼氏ができたと報告を受け、自分のことのように喜ぶ。優子は長期間の介護の果てに父親を看取り、結婚という夢を諦め切れずにいた。そんな優子を見て葵は自分の夢を思い出すが、それは二度とかなわないと蓋をしたものだった。
しかし、優子から「彼氏から160万円で買った」という絵を見せられた葵に嫌な予感が走る。後日、その絵がインテリア用の量産品で、優子は恋愛詐欺に遭っていたことが発覚。絶望から涙を流す優子を想い、絶対に償わせると誓う葵だった。
一方、30歳の澄晴もまた夢を諦めた過去があり、流されるままに生きていた。同僚の平野龍太(草川拓弥)と共に暮らす家に、澄晴の恋人・木嶋莉奈(桜井日奈子)が訪ねて来ては、流されるように体を重ねる。
ある日、澄晴の元へ警察から、父・眞澄(佐々木蔵之介)が職場で暴れ、このままだと前科がついてしまうと連絡が入る。澄晴は示談にするため、100万円の前借りを社長に頼むが、「2週間以内に300万円売上たら貸す。売上られなかったらクビ」という冷酷な条件を課される。
実は、澄晴は量産品のアートを高額で販売する会社で働いていた。“空っぽな人”をマッチングアプリで漁り、ターゲットを見つけては恋愛感情を利用して稼いでいたのだ。葵は優子を騙した男を見つけるため、マッチングアプリに登録。早速、優子を騙した澄晴が見つかり、マッチングした葵と澄晴はとんとん拍子で会うこととなった。

■詐欺師&親友の敵討ち“偽りのデート”が始まる
待ち合わせ場所に、スーツ姿で現れた澄晴。葵はICレコーダーを忍ばせ、決定的な証拠を掴もうとしていた。「やっぱりめちゃくちゃ綺麗」といつもの口説き文句を言う澄晴の笑顔を見て、遠くから見守っていた優子は逃げ出してしまう。
当たり障りのない会話を続けた後、澄晴は葵を東京タワーに連れていく。澄晴は飲み物とキーホルダーを買いに行き、「ずっと覚えててほしいから」と葵のバッグに勝手につける。しかし、「必死で頑張っている人って綺麗だから」と澄晴が言った瞬間、騙された優子のことがよぎった葵は、「あんたも必死に生きてみなさいよ」と言い捨てるのだった。

■取り戻した花の香りと流した涙 諦めていたはずの大切なものが蘇る奇跡の瞬間
ある日、葵は澄晴に呼び出される。待ち合わせ場所にピオニーの花束を持って笑顔で現れた澄晴は、突然「お誕生日おめでとうございます」と葵に差し出す。どうして誕生日を知っているのかと驚く葵に、澄晴は葵が落としたアトマイザーを差し出す。アトマイザーの底には「AOI」の文字と誕生日が記されていた。
その時、父・眞澄が勝手に示談を進めたことに激昂してやって来る。無理やり澄晴を引っ張る眞澄を葵が止めようとするが、眞澄はさらに暴走し、花束を取り上げ何度も踏みつける。すると、澄晴は葵の手を握り、花束を持って駆け出す。
澄晴は立ち止まると、花束からきれいな一輪を差し出し、「お誕生日おめでとうございます。葵さん」と明かしていなかった名前でお祝いする。葵も「ありがとう、スバルくん」と本当の名前で呼び、ふと花に顔を近づけると、甘い香りを感じる。調香師だった葵はある日花の香りだけ感じることができなくなり、夢を諦めていたのだ。葵の目からは、思わず涙があふれ出す。
その頃、優子は葵と会っていた澄晴を隠し撮りした写真を見つめてワインを口に含み、満足そうに微笑んでいたのだった。

■予想外の展開に衝撃殺到 ラストの優子の表情に「鳥肌が止まらない」
葵と澄晴という関わることがないはずの二人が出会った今回。SNSには「澄晴、まさかの詐欺師役で衝撃過ぎる」「ほんわかとした純愛ストーリーだと思ったら初回から驚き」「体感3分だった…早く2話見たい」とその予想外のストーリー展開にコメントが殺到。
また、澄晴を振り回す父・眞澄や、葵の親友・優子のキャラクターについては、「お父さんひどすぎるよ…」「澄晴とお父さんの間に何が?」「優子さんの最後のシーンに鳥肌が止まらない」といった声が相次いだ。
◆文=ザテレビジョンドラマ部


