
7月20日(月)スタートの反町隆史主演ドラマ「GTO」(毎週月曜夜10:00-10:54※初回は15分拡大、カンテレ・フジテレビ系)の第1話試写会と制作発表会見が、7月10日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲にて行われ、反町を始めとする教職員キャスト、生徒キャスト、脚本を担当する遊川和彦、演出を担当する中島悟の計20名が登壇。司会を山崎裕太が務めた。反町らが「GTO」に掛ける思いや撮影のエピソードなどを語った。
■「GTO」が28年ぶりに連ドラで復活
本作は、藤沢とおるによる同名漫画が原作。元暴走族の教師・鬼塚英吉(おにづか・えいきち/反町)が、型破りな行動で生徒や学校の問題に体当たりでぶつかっていく学園ドラマ。1998年夏に反町主演の連続ドラマが放送され、平成を代表する「学園ドラマの金字塔」として社会現象を巻き起こした。2024年4月にはスペシャルドラマ「GTOリバイバル」が放送。今回、連続ドラマとしては28年ぶりに、50代となった鬼塚が帰って来る。
鬼塚が担任を務めるクラスの副担任で古典教師の柏原実央(かしわばら・みお)を演じる生見愛瑠をはじめ、教職員メンバーには工藤阿須加、高橋メアリージュン、市川知宏、夙川アトム、近藤芳正、宇梶剛士が決定。松嶋菜々子も出演する。
制作発表会見には、教職員キャストの反町、生見、高橋、市川、夙川、近藤、宇梶、生徒キャストの稲垣来泉、及川桃利、大島美優、梶原叶渚、川口和空、北里琉、柴崎楓雅、LIL LEAGUE・難波碧空、The Right Light・西浦心乃助、堀口真帆、森本陸斗、1998年の「GTO」から制作に携わっている脚本・遊川、演出・中島が出席。同作に出演する山崎が進行を務めた。

■「GTO」復活に喜び「思い入れの深い作品」
主演を務める反町は「GTOは本当に幅広い層から愛された作品です。30年以上の俳優人生で一番言われてきたのが『鬼塚先生を見て教師になりました』ということ。思い入れの深い作品なので、今回制作が実現できたこと、本当に感謝したいと思っております」とあいさつ。「今回連続ドラマとして実現するにあたって、実は相当時間がかかったんです。もうこれダメかなって思った時があって。でも諦めなかった関西テレビさん、そして湯川さん、監督の中島さん、原作の藤沢とおるさんに感謝したいなと思います」としみじみ。
1998年の「GTO」にも出演していた近藤は「反町さんとの共演は、実はGTO以来無くて、28年ぶりだったので本当に感慨深かったです。98年当時の掛け合いを知ってるスタッフは、現場での芝居を見て笑ってくださいました。あんなに興奮したことはそうないです。本当に涙が出るんじゃないかっていうくらい感動してる自分がいました」と告白。
1年B組の副担任で今作のヒロインを演じる生見は「GTOの話をいただいた時に生徒役だと思ったら、まさかの副担任で。いいんですか?(1998年の冬月あずさ役の)松嶋菜々子さんのポジションで!と思いました」と驚きを明かした。
「GTO」は憧れのドラマだと語る高橋と市川。高橋は「セリフがなくてもいいからその現場に行きたいって思った」と、市川は「同世代の俳優からめっちゃ出たいって言われた」と話す。覇気がない教師役の夙川は「鬼塚先生を見て教師になりたい人がいるっていう話を聞いてたんで、逆に俺を見て教師になりたくないと思う人がいたら…責任重大だなと思った」と語り、校長役の宇梶は「(自身の役は)全体的におどおどしてるので、芝居を楽しむっていうよりもおどおど参加してる感じです」と笑顔を見せた。

■第1話鑑賞会で生徒キャストが大泣き
第1話では、私立誠進学園に赴任し1年B組を受け持つことになった鬼塚と、森本演じる不登校の生徒・片山健太の物語がメインに描かれる。第1話は反町や生徒キャストで鑑賞会をしたそうで、梶原は「第1話鑑賞の時には結構みんな大泣きしてて。柴崎さんと北里さんが一番泣いてました(笑)。それを見て、こんなにあったかい現場があるんだなと思いました。同じ生徒役のお芝居や物語を見て、みんなで泣いて、みんなで頑張ったねって言い合った時間が思い出です」と明かした。川口も「すごく感動した」と反町や森本の芝居に刺激を受けた様子。
そんな第1話で注目される森本は「クランクインして次の日が僕の撮影日で、監督に呼び出されてすごく怒られたのが印象に残っています。それで気合が入ったというか、本当に1話を任されてるんだなと思いました」と心境を語った。
通常のドラマ撮影では少ない台数のカメラで、シーンごとに引きの画や寄りの画など撮り方を変えながら、同じ場面を何度も撮り直す方法がとられているが、「GTO」では6台のカメラで一気に撮影しているそう。反町は「6台で一気に撮るというのはチームワークや制作費が必要で、簡単にはできないことなんです。その瞬間に生まれた物を大切に撮ってくれるのはGTOならでは」と述べた。同じシーンを何回も撮ると、同じように演じることに集中力が必要になる。稲垣は「GTOの撮影では長回しなので、感情の乗り方が全然違いますし、その瞬間に決めなくちゃいけないっていうプレッシャーみたいなのはあります。でも、役としての感情のままずっと動くことができるので演じやすいし、演じてて楽しいなって感じます」と明かした。
中島監督は「生のリアクションをいただける」と撮り方のこだわりを口にし、令和の鬼塚について「今回のGTOはハンマーとかチェーンソーの代わりに、鬼塚の涙を武器に最後まで行くんじゃないでしょうか。そういう台本を書いていただきました」とアピール。
脚本の遊川は「第2話の最後のシーンなんて、やってることはめちゃくちゃなんです。簡単に言うと、みんな踊りながら喋ってるんです。踊りながら喋って解決するドラマって初めて見たなと思いました。これはGTOにしかできない。鬼塚も踊りながら入ってくる。2話もぜひ楽しみに見ていただきたいです」と魅力を語った。

◆撮影・取材・文=水沢あすみ


























