同じホテルで働くヤマトさんとレイナさん夫婦。長男のリウくんが生まれて2カ月でレイナさんは職場に復帰し、夫婦で勤務時間をずらしながら交代で子育てをしていました。
職場で「良いパパ」と評判のヤマトさんですが、家事の不備を棚に上げ「自分は十分やっている」と慢心。産後の心身の変化に戸惑い、夫を拒絶してしまうレイナさんとの溝は深まるばかりです。
それでも、実家への帰省や友人への相談を経て、前向きな気持ちを取り戻したレイナさん。ヤマトさんと離れたことで、改めて相手を思う気持ちに気付き「まだやり直せるかもしれない」と帰路につきました。
ところがその道中、警察から突然の連絡が……。告げられたのは「ヤマトさんを大麻所持で逮捕した」という、あまりにも衝撃的な事実でした。
心も体も限界ギリギリの中、「わが子を守るために強くなる」と決意したレイナさん。実家に戻るよう強く勧める母の言葉を押し切り、今住んでいる場所に残ってヤマトさんを保釈する覚悟を固めます。
しかし、そんなレイナさんの前に立ちはだかったのは高額な保釈保証金でした。弁護士によると、保釈に必要な金額はおよそ180万円。急に用意できる額ではないため、日本保釈支援協会に立て替えを依頼すべく、審査を申し込みました。
さらに問題は重なります。レイナさん夫婦が住んでいたのは会社の寮。ヤマトさんが逮捕され、レイナさんも仕事を続けられない今の状況では、これ以上ここに住み続けることはできません。
急なことで次の引っ越し先がなかなか見つからず、絶望の淵に立たされるレイナさん。しかし、そんな彼女を救ったのは職場の上司の計らいでした。使っていない別の寮を貸してもらえることになり、なんとか住む場所を確保できたのです。
溢れ出した本音

















新たな住居が決まり、保釈金の審査も通って、ヤマトさんの保釈に向けて一歩前進したレイナさん。しかし一方で、過度な心身のストレスから母乳が出なくなるというトラブルに直面していました。
そんな中、始まった息子の離乳食。初めてのご飯を食べるリウくんを前に、ヤマトさんと離婚したら、成長を共に喜ぶ相手がいなくなるという現実をひしひしと感じていました。離婚すべきか再構築すべきか——その決断は下せずにいるのでした。
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強い不安や環境の急激な変化など、過度なプレッシャーがかかると、母乳を押し出すホルモンの働きが低下し、一時的に母乳が出にくくなってしまうことがあります。
大変な時期ではありますが、まずはママ自身の心と体を最優先に労わってあげてください。少しでも食べられるときに栄養のあるものを口にし、できる限り睡眠をとることが大切です。
また、1人で頑張ろうとせず、周りの人やサービスを頼るのも一案です。話を聞いてもらうだけでも気持ちが軽くなることがあります。抱え込みすぎず、ご自身の心と体をいちばん大切に過ごしてくださいね。
著者:マンガ家・イラストレーター Reina

