
オスティアといえば、ローマっ子にとっては最も身近な海水浴場がある場所。魚介のレストランも多く、夏はとくに込み合います。
現在のオスティアの町から内陸に向かって4kmほどのところに「オスティア・アンティーカ」があります。「古いオスティア」と呼ばれるだけあり、中世の佇まいが素敵な街です。
古代のオスティアは、ローマの海の玄関口でした。代々の皇帝たちは立派な港を建設し、繁栄した様子はオスティア・アンティーカの遺跡に見ることができます。
その遺跡の隣に位置するのがオスティア・アンティーカの町。ローマ帝国崩壊後、オスティアの町はマラリアが蔓延し、すっかり衰退してしまいました。ルネサンス時代になって町が再建され、現在に至ります。
石畳の小さな町の中心には、法王ユリウス2世のお城があります。設計はブラマンテ。ミケランジェロと才能を競ったルネサンス時代の天才による城壁は、堅牢ながらエレガント。
海沿いにある近代的なオスティア地区とはまったく雰囲気が違い、静かで落ち着いた趣が魅力です。

