やさしくて頼りになるユウタさんと、付き合って1年になるタイミングで結婚した主人公の美穂さん。その後、第1子と第2子を出産し、マイホームを購入しました。
幸せな日々を送っていましたが、結婚から3年が経ったときに住宅ローンの滞納が発覚。それだけでなく、いくつもの消費者金融からお金を借りていました。美穂さんが問い詰めるとユウタさんは逆ギレ。我慢の限界を迎えた美穂さんは実家に帰りました。
妻の家出に気づいたユウタさんが真っ先に心配したのはお金のこと。「美穂が働いている分のお金をもらわないと」という理由で妻を迎えに行き、涙を流して謝罪します。ですが、これはパフォーマンスにすぎず……!?
夫が家事をするようになったけど…?






久しぶりのわが家はゴミやものが散乱して荒れ放題。それでもうれしそうな子どもたちの表情を見て、美穂さんはもう一度ユウタさんと暮らすことを決意します。
ユウタさんも反省したのか、話し合いでは「俺も家事をやるから!」と宣言。ところが、ユウタさんが家事をしたあとはキッチン周りは水浸し、調理器具は行方不明、掃除も洗濯も中途半端な状態……。余計な手間が増えるばかりで、美穂さんのいら立ちは日に日に募っていくのでした。
◇ ◇ ◇
「これから変わる」と言葉にすることは大切ですが、本当に相手の負担を減らせているかどうかは、日々の行動に表れるものかもしれません。家事も育児も、“やったつもり”で終わってしまうと、結局は誰かが後始末をすることになります。協力とは、相手に確認や修正の手間を増やすことではなく、最後まで責任を持って引き受けることなのかもしれませんね。
再構築を選ぶなら、謝罪の言葉だけでなく、「もうひとりに背負わせない」という姿勢を、暮らしの中で少しずつ示していくことが大切なのではないでしょうか。
著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん

