
■映画好きの男子高校生が織り成すピュアで眩しい青春恋愛劇
同ドラマは、古矢渚氏による同名漫画の実写化。“映画好き”という共通点から意気投合した普通の高校生・渉と、学年一のイケメンの同級生・千晴。夏休みの「映画の聖地巡礼」というひと夏の特別な時間を過ごし、距離を縮めていく様子を描いたピュアで眩しい青春恋愛劇となっている。
どこにでもいる平凡な高校生で、人よりちょっとだけ不器用で真っすぐな戸田渉を奥が、渉の同級生で、誰もが振り返る学年一のイケメンだが、実は渉に対してある思いや過去の秘密を抱えている佐伯千晴を杢代が演じる。
成績優秀でなんでも完璧にこなす、渉の中学時代からの親友・関口佳祐役は芳村宗治郎。明るい性格のムードメーカーでスポーツマンの平岡大輝役で平川聖大、的確で冷静なツッコミをいれる渉の良き理解者・浅田実花役で駒井蓮が共演。
他に大学編から登場する映画研究部に所属している千晴の大学の友人・秋吉夕役に今井柊斗、渉のことを何かと気にかけており、公私ともにいろいろ教えてくれる渉のバイト先の先輩・新見聡役に大下ヒロトが扮する。
■千晴は渉に好きな気持を告げ、映画の聖地巡礼に誘う
どこにでもいる平凡な高校2年生・戸田渉と、同級生で学校一のイケメン・佐伯千晴は、映画好きという共通点で意気投合してから、月に2~3回学校帰りに映画を見る仲になる。そんなとき、渉はクラスメートの実花から千晴の好きな人を知らないのかと聞かれる。
いつものように放課後、映画を見た渉と千晴。感想を言い合う流れで、軽い気持ちで「佐伯ってさ、好きな人、いるの?」と渉が尋ねると、千晴から好きなのは渉だと聞かされる。突然の告白に戸惑う渉に、千晴は自分の気持ちを知って欲しかっただけだと告げ、返事を求めない代わりに、「夏休みの映画の聖地巡礼」に誘う。
■千晴「もう少しだけこのまま…」
そして夏休み、ローカル線に揺られ、自然豊なロケ地に到着した2人。映画のシーンを真似たりと、名作を振り返りながら映画の聖地を巡る。
川まで来た2人は水の透明度に驚き、渉が「なぁ、入ってみねぇ?」と誘い、川に入ることにする。
水を掛け合ってはしゃぐ2人。「いったん、休憩な」と言いつつ、また水を掛け合い、千晴が「冷たいって!」と言って笑う。
渉が「水切りやろうぜ」と言って2人で川の中から石を拾って投げる。子どものときの話になり、渉がとある公園の名前を出すと、ふと動きが泊まる千晴。
渉が不思議そうに「佐伯?どうしたの?」と尋ねると、千晴はごまかすように「あぁ、いや。めちゃくちゃ楽しいなって」と言って石を投げる。渉が「どっちかって言うと俺のほうがはしゃいじまっているけど」と言ったあと、バランスを崩して転びそうになる。
慌てて千晴が後ろから抱きとめ、渉が「わりぃな、助かった…」と言いかけると、千晴と至近距離で目が合う。驚いた渉が目を泳がせながら視線を外すと、「渉、緊張すんなって。移る」と千晴。
渉が「無理言うな…。もう立てっから、サンキュ」と体を離そうとすると、千晴はしっかりと抱き直す。渉が「佐伯…?」と名前を呼び、千晴は「もう少しだけこのまま…」と手を離さずにいる。そのとき、突然雨が降り出す。空を見上げた千晴が手をゆるめ、渉は「雨降るとか聞いてねぇぞ。急げ、佐伯!」と渉は笑って雨宿りへと駆け出しして行くのだった。
千晴を意識してしまう渉にも、渉への気持ちが隠しきれない千晴にもキュンキュンとさせられた。Xでも、「川で遊んでた時の抱きつき直すの反則やって」「ふたりのドキドキにときめきが止まらぬ…!」「たまらなかった。杢代くんの表情が、いちいちエモい」と視聴者が興奮。また、奥と杢代が共演した「君とゆきて咲く」でも川遊びが繰り広げられたシーンを想起した視聴者による「まじで川で遊ぶシーンは新之丞さまと丘十郎が脳裏に浮かぶのよね」「また川で水遊びしてる」というコメントも寄せられた。
◆構成・文=牧島史佳

