目の前でこけてしまった
そして、極め付けは忘れもしない雨の日のこと。その日、私は彼に駅まで送ってもらったのですが……。雨とその場がツルツルの地面だったという悪条件が重なり、ヒールが滑って彼の目の前でダイナミックに転んでしまったのです。
そのとき私は「大丈夫? 怪我はない?」と彼が駆けつけてくれ、心配してくれると思っていました。
しかし、彼は転んだ私を見て見ぬふり。自分だけ車に乗り込み、その場を立ち去ったのです! これには私もびっくり。帰宅後、彼と電話をしましたが、私が転んだことには一切触れず……。「彼にとって私って何なんだろう……」と悲しい気持ちになりました。
その後もこのような出来事が頻発。私に対して「好き」とは言ってくれるものの、ほかの言動や行動に愛情を感じられず、「彼は本当に私が好きなのか」と疑問を持つようになりました。
そんな状態がつらく、次第に別れを考えるように。しかし、彼のことを好きな気持ちも少なからずあった私は、自分から別れを告げることができず……。最終的には、彼から振られるかたちでお別れしました。
著者:マツノミユ/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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