川内るりさんは育児休業中。夫のけんすけさんと、生まれたばかりの娘・ももちゃんの3人で暮らしています。
家事や育児に非協力的なけんすけさんとの夫婦仲は、悪くなる一方。ある日、職場の女性社員・西田さんの自宅へ誘われたけんすけさんは、出されたお茶を飲むと、なぜか急な眠気に襲われ……意図せず朝帰りをしてしまいます。
残業を言い訳にするけんすけさんでしたが、るりさんは浮気を確信。問い詰められたけんすけさんは、開き直った態度を見せます。
さらに、西田さんが忘れ物を届けに訪れ、るりさんを挑発するような言葉を繰り返しました。それでもけんすけさんは、るりさんが自分を見限るはずはないと過信。しかし、るりさんの決意は固く、離婚を突きつけます。
その後、再び西田さんの自宅へ向かったけんすけさん。1人になった部屋で睡眠薬を見つけ、あの日の朝帰りは睡眠薬を入れられたせいだったのではないかと気づき、家を飛び出します。直後に西田さんから電話がかかってきますが、その場を取り繕い……。
妻が折れるはず…そう信じる夫は








西田さんのもとから逃げ出したものの、素直にるりさんのもとへ帰ることができないけんすけさん。離婚を突きつけられたことが許せず、傷ついたプライドから、るりさんのほうから謝罪の連絡が来るはずだと思い込んでいました。
しかし、夜になってもるりさんからの連絡はありません。次第にけんすけさんは、るりさんが何か勘違いをして深く傷ついているのではないかと、不安を募らせていくのでした。
西田さんの異常な行動に気づいたにもかかわらず、素直にるりさんのもとへ帰れないけんすけさん。自分が傷つけた相手からの謝罪を待っている時点で、まだ自分のしたことの重さを受け止めきれていないように感じます。
夫婦間で問題が起きたときこそ、自分の非を認め、相手に誠実に向き合う姿勢が求められるのではないでしょうか。プライドを守ることよりも、まずは相手を傷つけた事実と向き合うことが大切なのかもしれませんね。
著者:マンガ家・イラストレーター のむすん
