
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、漫画家・篠原ともさんがcomicPOOLで連載している『口紅をつけて出社してくる新入社員が気になる』をご紹介しよう。
同作は、メイクによってつながる元ビジュアル系バンドギタリストの部長・東原隆弘と元アイドル志望の男性新入社員・新発田利央の様子を描いたハートフルコメディ。以前篠原さんのX(旧Twitter)に第1話と第2話がポストされると、約5300以上の「いいね」が寄せられている。そこで作者の篠原さんに、同作を描いたきっかけやこだわりについて話を伺った。
■メイクを怒っていると勘違いされて…新入社員に寄り添う堅物部長の“V系な素顔”

お堅いと評判の東原部長(45)の悩みは、新入社員・新発田のバッチリメイク。周りからは「部長はメイクを怒っている」と噂されていたが、実は部長は元V系バンドマンで、不快に思っているどころか、どこのブランドを使っているか気になって仕方がない様子。
ある日、意を決して話しかけるも、つい昔のバンド用語が出てしまい誤解させてしまう。後日、新発田から「不快ならやめる」と謝罪され、彼がかつてアイドルを夢見ており、今もメイクだけは捨てられなかったという過去を知る。
翌日、新発田がすっぴんで出社したことにショックを受けた部長は自ら25年ぶりにV系メイクをして…。読者からは「愛おしい」「過去の私が昇華された」などのコメントが寄せられていた。
■「男性のメイク事情が昔とは違うと気づいたのがきっかけ」と作者の篠原さん

――『口紅をつけて出社する新入社員が気になる』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
今推しているメンズアイドルやアーティストが綺麗に化粧をしていたりコスメブランドとコラボしているのを見た時にV系が好きだった青春時代を思い出して、男性のメイク事情が昔とは全く違うんだろうなと思ったのがきっかけです。
――『口紅をつけて出社する新入社員が気になる』を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
おじさんと若者が一緒にメイクやネイルをするシーンや、元V系の夫婦が交わす昔の言語などを楽しむのがこの作品の醍醐味だと思っているので、そのポイントを楽しんでいただけたら嬉しいです。 あとどんどん増えてくるキャラクターの魅力もそれぞれ伝えたいので、楽しく受け取ってもらえるようにがんばります。
――『口紅をつけて出社する新入社員が気になる』の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
「裏切りの果実」と「共鳴の輪舞曲」というセリフを思いついた時に、この漫画の魅せ方が明確になったような気がしました(笑)。また、素の自分を部下たちの前で出してしまい、逆再生で無かったことにしようとする部長のシーンもお気に入りです。
――今後の展望や目標をお教えください。
たくさんの方に読んでもらって、できるだけ長く楽しく連載していきたいと思っています。ボイコミなどで声をつけていただけるのが夢です。純子の「裏切りの果実」や部長の「共鳴の輪舞曲」、新発田くんの声が聞きたいです。 長岡のラップも(笑)。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
いつも読んでいただきありがとうございます!キャラクターがますます増えどんどん賑やかに楽しい展開になっていきますのでこれからも応援してくださると嬉しいです!

