
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『黒猫ろんと暮らしたら』(KADOKAWA刊)の1エピソード『動物病院でちょっと恥ずかしくてかなりうれしかった絵日記です』を紹介する。作者のAKRさんが、5月31日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、7.5万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、AKRさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■動物病院の診察台で震えるろんさん

作者のAKRさんは、飼い猫のろんさんを連れて動物病院へ行った。診察台に乗せられたろんさんを、「おさえてもらえますか?」と先生に言われたAKRさん。言われた通りに、後ろからそっと抱きしめるようにおさえる。
「これでいいのかな?」と言ったAKRさんの方に顔を向けたろんさん。ろんさんは震えながらも近距離にいるAKRさんに鼻チューをする。思わぬ行動にその場にいた全員が「あっ」と声を上げ…。
このエピソードを読んだ人たちからは、「惚気られている」「かわいすぎて悶絶しちゃう」「ハグのかわりかな」「猫側からしたら人間が甘えているのかも」など、多くのコメントが寄せられている。
■作者・AKRさん「ろんさんの日々をあたたかく見守ってくださっている方たちがいらっしゃることは本当にありがたいなと思っています」

――本作では、動物病院という場で“鼻チュー”をしてくるろんさんを描いていますが、普段から“鼻チュー”をよくしてくるのでしょうか?
毎日してくれます!顔を近づけるとフガフガ言いながら鼻チューでごあいさつしてくれます。
――他にも嬉しかった行動や、キュンとしたエピソードがありましたらお教えください!
足をつんつん突いて「自分がこっちにいますよ」とアピールをしてくれたので、誘導されるがままろんさんの方を向いたら、後ろ足で立ち上がって顔を近づけて鼻チューしてくれました。
――各ニャンズのプロフィールについてお教えください!
ろん:12さい♂の黒猫です。0さいのときに野良暮らしから動物病院の先生に保護されて保護猫となり、そのまま縁あってうちの子になりました。温厚篤実を絵に書いたような子です。特技はお手・ハイタッチ・セルフ体重測定(自分で体重計に乗りスイッチを押して測ります)。読者さんからは背中にチャックがついている疑惑を持たれています。
まめ:6さい♀のハチワレ模様の白黒猫です。もともとろんの友達(窓越しに声をかける仲)の野良猫でしたが、赤ちゃんだったみたらしを連れてうちの実家の中庭で暮らしはじめたので親子一緒に保護しました。しっかり者ですが保護3年目にしてとても甘えるようになってくれてうれしいです。
みたらし:3さい♀の三毛猫です。お母さんと同じハチワレ模様です。0さいからずっと人間に見守られ、母猫にも世話を焼かれ、先住猫のろんさんにも甘やかされているのでずっと子猫のように天真爛漫にふるまっています。
しんば:4さい♂のキジトラ猫です。栄養失調の極み!みたいな極限状態で実家にあらわれて、そのまま暮らし始めたので慌てて保護したという経緯です。我が家では一番新入りです。今はとっても元気で、歳の近いみたらしとワチャワチャ遊んでいます。人間大好きで甘えん坊です。
――6月4日に最新刊の8巻が発売されましたが、見どころや注目してほしいポイントについてお教えください。
5巻、6巻、7巻と新入りメンバーの追加が続いてちょっとバタバタの日々!感があったのですが、8巻はろんを中心として、まめ・みたらし・しんばの穏やかな日常がメインになっています。大きな出来事はなくても毎日がたのしいというエピソードが詰まっていると思うので、穏やかな気持ちで読んでいただければうれしいなと思います。描き下ろしのしんば保護直後のしんばと妹の歩み寄りのエピソードは、読者さんからよく読みたいと言って頂いてたものなので、楽しんでいただけたらいいなと思っています。
――以前のインタビューで、『黒猫ろんと暮らしたら』のスピンオフをちょっとだけ描いてみたいと話されていましたが、描きたいエピソードはかなり定まっているのでしょうか?
描きたいこといっぱいあります!
――X(旧Twitter)の投稿には、多くの“いいね”やコメントが寄せられていました。今回の反響への感想をお聞かせいただけますでしょうか。
動物病院で怯えながらも健気にがんばるろんに向けての「おつかれさま…!」や「がんばったね…!」という見守りの気持ちをひしひしと感じました。今回の絵日記に限らずですが、ろんさんの日々をあたたかく見守ってくださっている方たちがいらっしゃることは本当にありがたいなと思っています。
――最後に、読者やファンの方へメッセージをお願いします。
いつもろんさんやまめさん、みたさん、しんばくんを見守っていただきありがとうございます。そしていつも私の大惚気(おおのろけ)を聞いてくださりありがとうございます。今後もどうか見捨てずに惚気を聞いてください笑。よろしくお願いいたします!

