
Hey! Say! JUMP・山田涼介が主演を務めるドラマ「一次元の挿し木」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系/Huluにて配信)の第2話が7月12日に放送された。いよいよ古人骨の謎解明に動き出した悠(山田)だが、第1話からあった効果音が不気味さを増幅。その中で、大切な義理の妹を回想して流した涙が印象的だった。(以下、ネタバレを含みます)
■200年前の人骨と義理の妹のDNAが一致…時を超えた謎に挑むヒューマンミステリー
本作は、宝島社「このミステリーがすごい!」大賞シリーズで、2025年に文庫グランプリを受賞した松下龍之介氏の同名小説が原作。
山田が演じる主人公・七瀬悠は、遺伝子学を研究する大学院生。4年前の豪雨で行方不明になった義理の妹・紫陽(堀田真由)の生存を信じ続ける中、ヒマラヤ山脈に位置するインド・ループクンド湖で発掘された200年前の人骨と紫陽のDNAが完全に一致。真相を探るべく、動き出す。
■悠は真相を探ろうと発生生物学の世界的権威に会う
所属する研究室の教授・石見崎(正名僕蔵)に頼まれ、DNA鑑定した200年前の古人骨が義理の妹・紫陽のものと完全に一致。不可解な謎に直面した悠は、石見崎に相談しようとするが、亡くなっていた。
石見崎の姪である唯(白石聖)は、失踪した石見崎の娘を探したいという思いから、悠に互いの目的のために協力し合わないかと申し出た。
真相を探るうち、発生生物学の世界的権威である仙波佳代子(鈴木保奈美)が何らか関与しているのではないかと、2人は会いに行くことに。
悠は、義理の父・京一(佐々木蔵之介)のことを知っているようだった仙波に、京一と石見崎との関係を問う。京一は石見崎と大学の研究室が同じだったのだ。
仙波は「昔の仕事仲間」と答えたが、それ以上は話そうとしなかった。そこで、ループクンド湖のことを持ち出すと、「あなたのためを思って言う。その件は調べない方がいい」と忠告した。
■紫陽を思い、悠が涙を流す
仙波が持っていたペットボトルを手に入れた悠は、石見崎の家で偶然拾った髪の毛とともに鑑定してみる。すると完全に一致し、仙波は石見崎の家に来ていたと考えられた。
点と点だった謎が、つながっていく。唯の提案で、改めて仙波の元に行こうとするが、京一の部下・前原(木戸大聖)が待っていた。予約していた心療内科の時間だという。
京一は、石見崎が古人骨をよくないルートから手に入れたのかもしれないということと、紫陽のDNAのサンプルとした髪の毛を石見崎がごまかしていたのではないかという考えを示し、安全のためにもこれ以上首を突っ込まないように言い渡していた。そのうえで、悠にこれ以上傷ついてほしくないと、心療内科医の古川(福島リラ)の元に行くように告げたのだ。悠は、京一が自分の明かした古人骨と紫陽のDNA一致は、妄想だと思っていると感じ取っていた。
カウンセリングで紫陽のことを聞かれる悠。印象に残っていることとして、古い映画を見た時のことを語った。第1話にも登場したシーンだ。
悠がかつて実父を亡くしたころ、古い映画をかける映画館に通っていた話を聞いた紫陽は、京一の会社の施設にあったプロジェクターを持ち出し、悠に映画を見せてあげようとしたのだ。
しかし、映画が始まると「私もいていいの?いつも一人で見てたんでしょう?」と遠慮がちに話しかける紫陽。悠が「君にもいてほしい」と答えると、うれしそうに「よかった」とつぶやいて隣に座った。
恩をどう返せばいいかと続けた悠に、「映画見よ」と言った紫陽だったが、しばらくして横にいる悠を見つめた。そして「きれいな眼。その眼で私の姿を覚えていて、ずっと」と語った。
画面がカウンセリング中の悠に切り替わると、紫陽に「きれい」と言われた眼から、つっと一筋の涙が流れていた。美しくも、切ない涙だった。
部屋の扉を開ける音が、その静寂を打ち破った。体格のいい男性看護師2名が入って来ると、古川は「入院の必要がある」と告げた。
最初から入院させるつもりだと悟った悠はその場から逃げ出し、外にいた前原にも追いかけられたが、逃げ切った。
第1話で山田の目の演技が光ったが、今作では展開としてもやはり鍵になるに違いない。その物語の展開としては、京一や仙波の怪しさが色濃くなっていった。“ポチャン”という水の音のようなものや、植物がぶつかりあうような効果音は、不気味さを際立たせるとともに、そこが注目必至なシーンであることを予期させる。
SNSには「紫陽を想い涙を浮かべる悠の涙エグい」「悠と紫陽のシーンがあまりにも綺麗で儚くて涙が出る」「美しい涙から急展開すぎ」といった感想のほか、「ポチャンが怖いのよ」「音が怖いよ ポチャンの他にもバリエーションがあるのか」と効果音に言及する声も寄せられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

