
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第76回が、7月13日に放送された。捨松(多部未華子)から新潟行きを打診されたりん(見上)の葛藤や、彼女の夢のため大きな決断をする直美(上坂)の様子が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■「でれすけ!」ぶつかり合う本音と涙…りんと直美が初めて交わした本気のケンカ
捨松からの提案に思い悩むりんは、「振り出しに戻っちゃった…」と縁側で肩を落とす。そんなりんの様子を見かねた直美は、「私も環ちゃんの女学校のお金払うから、りんは瑞穂屋でもどこでも東京で何か働き口見つけたら?」と提案するが、りんは「だめだよ。直美さんにそんなこと頼めない」と断る。
さらに、「じゃあ再婚するしかないんじゃない?」と言う直美の言葉も拒絶するりん。直美は「自分で稼ぐあてはないけど、私がお金出すのは嫌、新潟に行くのは嫌、だけど環ちゃんは女学校にやりたい。それなら誰か見つけるしかないでしょ?」と怒りをあらわにする。
しかし、直美が一番嫌だったのは、りんが自分に黙って山本(本田大輔)を連れ出したことだった。「困らせてよ!一緒に。私にまでいい子ぶって。生真面目で要領悪い。正しくありたいなんて言う割に大事なところで一人でとんでもない方に突っ走る!」と詰め寄る直美に、りんは「直美さんこそ私にまで悪ぶらないでよ!直美さんだって平気で嘘はつくし、手先は不器用でずぼらなくせに、私よりずっと細かいこと気になって人の気持ちに気付いちゃう。そんな人に山本さんのこと言ったら重荷になるだけでしょ!」と泣きながら叫ぶ。
直美は「家族って言ってくれたのはりんだよ。家族って大事な時こそ頼るもんじゃないの?」と言い、「でれすけ!」と叫ぶ。りんも泣きながら「でれすけ!」と叫び、二人は初めて本気のケンカをするのだった。
■直美の決意と、りんを後押しする美津の言葉
吹っ切れた直美は、突然「決めた」とつぶやき、美津(水野美紀)と環(英茉)を呼び寄せる。そして、「私、この家の本当の家族になります。環ちゃんの2人目のお母さんになる。りんが新潟に行くなら環ちゃんは東京で私責任もって育てるよ。私が家族になりたいの。ならせてください!」と頭を下げる。
りんは泣きながら「普通じゃない」と言うが、美津は凛とした姿勢で「看護婦になるといったとき私も思いましたよ。おかしいって。世間様に何と言われるかとも。今まで世間様の当たり前の道をりんは歩んでこなかったではないですか」と語りかける。

■娘・環が贈った最高の優しさと、涙のハグ…りんは新潟での自立を誓う
夢を問う環に、りんは「お母さんの夢は環が好きな夢を持てるように元気で働くお母さんでいること。でもそのためには環と離れて暮らさなくちゃいけなくて。遠くで働かなきゃいけないんだ」と涙ながらに話す。環は真っすぐに母を見つめ、「寂しいけどいいよ。寂しいと悲しいは違うでしょ?寂しいけどお母さんが夢叶えるのは嬉しい。この頃お母さんが元気ないのは悲しい」と言う。
娘の成長に涙があふれ出すりんは、優しく環を抱きしめる。そして、「お母さん、夢叶えるために頑張る。新潟で元気に働いてきます。自分の力で生きることは諦めたくない。直美さん、お母さま、環のことよろしくお願いします」と告げる。
「直美さんがもう1人のお母さんになってくれるのは嬉しいよ」と言う環の言葉に驚き、ボロボロと涙を流す直美。その後、りんは台所で直美に、環の好物である小魚の佃煮の作り方を教えるのだった。

■愛のあるケンカにSNSが共感、賢く成長した環に「涙が止まらなかった」の声
りんと直美が真正面からケンカをして、改めて“家族”になった今回。SNSには「思い切り溜めてたことを言い合うのは大切!」「愛のあるケンカに涙が出た」「ケンカしているのに相手を思う感情が溢れちゃってる…大切に思うからこそ出てくる言葉だよね」と温かいコメントが集まった。
また、環がりんの背中を押すシーンには、「環ちゃんの言葉に涙が止まらなかった」「美津さんとりんちゃんに似て、環ちゃんもかっこいい女性になりそうだね」「環ちゃん、賢くて優しい子になって…(泣)」と感動の声が相次いだ。
◆文=ザテレビジョンドラマ部


