社内メールで【上司の悪口】を全社に誤送信!「どうしよう」→ 上司本人の『神対応』に「胸が熱くなった」

社内メールで【上司の悪口】を全社に誤送信!「どうしよう」→ 上司本人の『神対応』に「胸が熱くなった」

上司の「神の一言」

すぐにオフィスがざわつきはじめ、小声や笑いをこらえる声があちこちから聞こえてきます。
背中に無数の視線が突き刺さり、私の手のひらには冷たい汗がにじみました。

「終わった……もう会社にはいられないだろう」と絶望したそのとき、張本人の上司が席を立ち、静かに私を見て、「ちょっとこっち来い」と一言。

凍りついたようなフロアの中で、私は俯いたまま上司の席まで行きました。

上司は呆れたようなため息をつき、自分のパソコンの画面をこちらに見せました。
そこには、彼がすでに全社員宛に送ったメールが。

読んでみると、「全社員の皆様へ」という件名で、「メールの宛先は指差し確認! あと、俺の悪口はもっとクリエイティブに頼みます(笑)でも言いたいことはどんどん言ってくれてOK!」と書かれていたのです。

大失敗がくれた上司への信頼と憧れ

上司のメールを読んだ瞬間、一瞬にしてフロアの空気が和み、クスクスと笑いが広がりました。

私の大失態をユーモアで受け止め、笑いに変えてくれたその対応に胸が熱くなり、安堵の涙がこぼれました。
そして、心の底から「申し訳ありませんでした」という言葉が口をついて出て、私は深く頭を下げていました。

あの日以来、私は上司の厳しさの裏にある誠実さと懐の深さを、心から尊敬するようになりました。
大失敗から得たのは恥ではなく、上司への確かな信頼と憧れだったのです。

このときの経験は、今でもかけがえのない宝物になっています。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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