手足口病は子どもがかかりやすい感染症とされていますが、大人にも感染することがあります。発熱や口内炎、手足の発疹など、場合によっては子どもよりも強い症状が出ることもあるため注意が必要です。
本記事では胃腸炎の食事について以下の点を中心にご紹介します。
大人が手足口病に感染した際の対応方法・予防
大人の手足口病について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
※この記事はメディカルドックにて『「大人が手足口病」を発症すると現れる症状はご存知ですか?【医師監修】』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
居倉 宏樹(医師)
は呼吸器内科、アレルギー、感染症、一般内科。日本呼吸器学会 呼吸器専門医、日本内科学会認定内科医、日本内科学会 総合内科専門医・指導医、肺がんCT検診認定医師。
大人が手足口病に感染した際の対応方法・予防

大人が手足口病に感染した場合、どのように過ごすのがおすすめですか?
大人が手足口病に感染した場合は、安静にして体力を回復させることが重要です。なかでも、睡眠不足や疲労がたまっていると症状が重くなることがあるため、しっかり休養をとるよう心がけましょう。
・食事・栄養管理
発熱や口内炎で食欲が落ちることもあるため、冷たいゼリーやスープなど、喉に刺激の少ないものを選び、無理のない範囲で栄養補給をしましょう。
・症状の緩和
発熱や痛みには解熱鎮痛剤の使用がおすすめです。お口の痛みが強い場合は、飲食の工夫も重要です。
手足口病に感染した後、いつから会社へ出勤できますか?
手足口病は、学校保健安全法で明確な出席停止期間の規定はなく、労働安全衛生法にも出勤停止期間が定められている感染症ではありません。そのため、出勤の時期は体調と感染予防の観点から判断することが大切です。
厚生労働省の目安では、「解熱して1日以上経過し、普段どおりに食事がとれる状態」であれば出勤は可能とされています。手足の発疹が残っていても、症状が落ち着いていれば問題ありません。
ただし、発症後もしばらくは唾液や便からウイルスが排出されるため、基本的な感染対策を徹底しましょう。
不安がある場合は、医療機関や職場に事前に相談してから出勤することをおすすめします。
大人が手足口病に感染しないようにするための予防法を教えてください
手足口病を予防するためには、日常生活のなかで基本的な感染対策と体調管理を徹底することが重要です。
1.手洗い・うがい
外出後やトイレの後、食事前には石けんで丁寧に手を洗い、うがいも習慣化しましょう。ウイルスは手やお口から体内に侵入するため、口腔内の清潔も感染予防につながります。
2.生活環境の清掃
ドアノブやトイレ、共用物などはこまめに消毒し、家庭や職場を清潔に保つよう心がけましょう。なかでも、感染者がいる場合は、便や唾液にウイルスが含まれているため、排泄物の処理には十分な注意が必要です。
3.体調管理
睡眠不足や栄養の偏りは免疫力の低下につながります。規則正しい生活とバランスの取れた食事を心がけましょう。暑い時期は冷たい物の摂りすぎにも注意が必要です。
こうした対策を継続することで、感染リスクを大きく下げられます。
最後に、読者へメッセージをお願いします。
手足口病にかかると、口内炎や発疹による強い痛み、発熱、倦怠感などで日常生活が大きく制限され、つらい思いをしていることでしょう。
まずはしっかりと休養をとり、喉への刺激が少ない食事やこまめな水分補給を心がけて、無理のない範囲で回復を目指してください。症状が治まった後もウイルスの排出は続くため、ご家族や周囲への配慮も忘れずにすることが大切です。
焦らず、ご自身のペースで体調の回復を優先しながら、日々をお過ごしください。
編集部まとめ

ここまで大人の手足口病についてお伝えしてきました。大人の手足口病の要点をまとめると以下のとおりです。
手足口病(HFMD:hand, foot and mouth disease)は、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどが原因のウイルス性感染症のこと
手足口病は、子どもがかかりやすい感染症とされていますが、大人にも感染する可能性がある
手足口病は、出勤停止期間が定められている感染症ではないため、出勤の時期は体調と感染予防の観点から判断することが大切である手足口病は子どもがかかりやすい感染症ですが、大人が感染すると重い症状が出ることもあります。感染経路や予防策を理解し、手洗いや体調管理を徹底することが大切です。
今回の記事が、大人の手足口病について知りたい方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考文献
手足口病|厚生労働省
- 「手足口病が大人」にうつる期間はいつ?大人にうつる理由も解説!【医師監修】
──────────── - 「子どもが“かかりやすい感染症”」をご存じですか? 家庭内感染を防ぐ方法も医師が解説
──────────── - 「梅毒」を発症すると「手の甲」にどんな症状が現れるかご存知ですか?【医師監修】
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