やさしくて頼りになるユウタさんと、付き合って1年になるタイミングで結婚した主人公の美穂さん。その後、第1子と第2子を出産し、マイホームを購入しました。
幸せな日々を送っていましたが、住宅ローンの返済分として渡していた美穂さんのお金をユウタさんが使い込んでいたことが発覚!さらに、いくつもの消費者金融から借金も……。美穂さんはユウタさんと別れることを考えましたが、泣きながら謝罪してきたことで、もう一度やり直そうと思い直し……。
ユウタさんも反省し、家事を積極的に行うようになったのですが、どれもすべて中途半端。育児中のストレスも重なり、美穂さんは子どもたちに声を荒げてしまいます。美穂さんのからだには蕁麻疹が出るようになり、日に日に状態は悪化していきました。
被害者ぶる夫。その行動にゾッとして…








美穂さんの蕁麻疹がひどくなると、ユウタさんは「体調管理しっかりしなよ」と呆れた様子……。言い方にトゲを感じた美穂さんは、つい冷たい反応を返してしまいます。すると、それをきっかけにお互いの不満が爆発。
美穂さんが声を荒らげると、ユウタさんが泣きだしてしまったのです。そして……、「そういうのって虐待って言うんじゃないの?」と、これまでに録音してきた会話を美穂さんに聞かせるのでした。
◇ ◇ ◇
心も体も限界に近いとき、本当に必要なのは責める言葉ではなく、「大丈夫?」と受け止めてもらえる安心感なのではないでしょうか。もちろん、余裕をなくして子どもに強く当たってしまったことは、見過ごしていい話ではありません。けれど、その一場面だけを切り取って責めてしまうと、本当の問題がどこにあるのかが見えなくなってしまいます。
弱っている相手をさらに追い詰めるのではなく、「なぜそこまで限界になったのか」を一緒に考えてみること。夫婦の間で問題が起きているときは、どちらが正しいかを問うことよりも、まず今の状況をお互いに知ろうとする姿勢が大切なのではないでしょうか。

