
2027年度後期の連続テレビ小説「なぎさの進化論」(NHK総合ほか)の制作が発表された。“朝ドラ”史上初となる“獣医師”をヒロインとしたオリジナル作品で、脚本は「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)「私の家政夫ナギサさん」(TBS系)などで知られる徳尾浩司氏が手掛ける。またヒロイン・藤代なぎさ役はオーディションによって決定する。
■ “獣医師”が主人公 現代の大阪と鹿児島・与論島が舞台
本作は、現代の大阪と鹿児島・与論島を舞台に、少し人が苦手な新人獣医師・藤代なぎさが、動物たちの命や個性豊かな飼い主たちと向き合いながら成長していく姿を描くハートフルコメディー。
大学付属の動物医療センターで“研修獣医師”として働くことになったなぎさは、高度医療の緊迫した現場で失敗やもどかしさを抱えながらも奮闘。飼い主の事情に寄り添い、最期をともに看取る経験を通して「動物を診ることは人を診ることだ」と気づいていく。その後、舞台は人よりも牛が多い畜産の島・与論島へ移り、ベテラン獣医師とバディを組んで新たな試練に挑んでいく。
ヒロインの決定に向けてはオーディションが開催され、2027年3月にクランクインを予定している。
■脚本・徳尾浩司氏のコメント
本作は、現代の大阪と鹿児島・与論島を舞台に、新米の女性獣医師が動物たちの命と向き合い、挫折と克服を繰り返しながらヒトと動物の幸せを追求していく物語です。ヒロインに特定のモデルはいませんが、私がこの半年間、北海道、東京、大阪、鹿児島で多くの獣医師の方々にお会いし、取材させていただいた一つ一つの体験が物語の指針になっています。そしてタイトルの「なぎさの進化論」には、主人公のなぎさが自分のペースで進んだり立ち止まったりしながら、やがて自分らしい生き方を見つけていくという意味合いが込められています。ヒロインはこれからオーディションで選ばれます。犬や猫、牛などの動物が好きな方、充実した日々を仲間と走り抜けてみたい方、ふるってご応募ください。一緒に未知なる進化の旅に出かけましょう。どうぞよろしくお願いいたします。
■制作統括・渡邊悟氏のコメント
私は3年前に愛犬をなくしました。その時にお世話になった獣医師の方々との思い出が、この企画のきっかけです。厳しい現実をむかえる私たちに、皆さんがかけてくださった言葉の数々が、残された家族の救いになりました。獣医師の仕事は、尊い。そしてその人生は、ものすごく大変な日々に違いない。いろいろと調べて話を聞いていくと、それはそれはもう、想像を超えるものでした。このドラマで描かれる、獣医師の仕事とそこでの出来事の数々は、きっと今皆さんが想像しているものを超えると思います。
もちろん、仕事の話だけではありません。そんな獣医師の世界で奮闘するヒロインの人生を徳尾浩司さんが、コミカルに温かく、家族の物語として描き出します。「進化」とは、必ずしも強くなることとは限りません。また、強い生き物が優れているというわけでもありません。物語の中で、なぎさは獣医師の仕事に愚直に向き合い、失敗続きの毎日を精いっぱい生きていきます。そんななぎさの姿を通して、なにかを頑張っている人も、なんだか頑張ることがつらい人も、それぞれ希望を感じられる、明るいドラマをお届けします。自分なりの輝きを見つけていく、なぎさの進化をぜひ見守っていただければと思います。
2027年度後期(大阪局制作)連続テレビ小説「なぎさの進化論」は、2027年秋よりNHK総合ほかにて放送予定。

