糖質を過剰摂取すると現れる症状

眠気
摂り過ぎた糖質を血液から細胞に取り込む際に血糖値が急激に低下し、それにより強い眠気を感じます。安く早くお腹いっぱいになれるからといって、ラーメンとチャーハン、うどんとおにぎり、のような糖質同士の組み合わせの食事は避けた方がいいでしょう。
空腹感
過剰な糖質を処理するためインスリンが大量に分泌され血糖値が低下します。するとグレリンという食欲を増進するホルモンが分泌され空腹感を感じるようになります。食べたはずなのになんだか口さみしいときは、糖質の摂り過ぎかもしれません。
免疫低下
過剰な糖質摂取は腸内環境に影響を与える可能性があり、バランスのとれた食事を心がけることが大切です。
糖質が不足すると現れる症状

集中力の低下
糖質が不足すると低血糖状態になります。糖質は脳のエネルギー源になるため、血糖値が低下するとボーッとしてしまいます。
体臭・口臭がきつくなる
エネルギー源である糖質が不足すると、私たちの体は脂肪を分解しエネルギーを作り出そうとします。その際にケトン体という酸性物質ができ、ツーンとしたケトン臭が発生します。汗や呼気として排泄されるため、体臭や口臭がきつくなることがあります。
筋肉の機能低下
糖質が不足するとエネルギー源にできないので、筋肉からタンパク質を分解してエネルギーを作ろうとします。それにより筋肉の疲労感を感じることがあります。適正な量の糖質を摂取すると、タンパク質よりも優先して糖質がエネルギーに変換されるため、筋肉量を維持することができます。

