
「てか生きてないから偉くないし」「(「生きてるだけで偉い」の逆を言われた)」…。
コマごとに連続する展開を見せるのが漫画の基本だが、たった1コマで完結する1コマ漫画は、瞬間的な笑いやどんなオチかを考察したくなるようなものまで、情報量が少ないからこそ奥深いもの。X(旧:Twitter)でオリジナル作品を発表するあくまでクマ(@akmd_kuma)さんも、そうした1コマ漫画を数多く発表している。
読者からは「騙し絵か」「発想が天才的過ぎる」と反響を集めるあくまでクマさんの作品。ウォーカープラスでは、1コマ漫画を描くようになったきっかけや4コマとの違いについて話を訊いた。
■「もしも〇〇が××だったら」人気1コマ漫画を支えるシンプルな発想法



「オバケに厳しいギャル」や「虫かごの中に入れられたDVDマーク」など、思わずクスッと笑ってしまう1コマ漫画を発表している、あくまでクマさん。1コマ漫画を描き始めたきっかけは、仕事の合間に4コマを完成させる時間が取れず、「仕方なく1コマ漫画で描くことが続いていたのが元々のきっかけ」と振り返る。一方で、「この機会に1コマ漫画の表現をさらに磨いてみるのもいいかなと思って続けてみることにしました」と語った。
ネタ作りの考え方は、1コマでも4コマでも同じで、基本的には「『もしも〇〇が××だったら』かなと思っている」そうで、そのアイデアを描くうえでコマか4コマかを描き分けているそうだ。さらに、1コマ漫画には「セリフあり」と「セリフなし」の2パターンがあるといい、「セリフありのものは『4コマ漫画をさらにショートにした漫画』という気持ち」で描き、「セリフなしのものは、どちらかといえば『大喜利』のつもり」と制作の違いを説明。セリフは2つまでと決めるなど、限られた情報量で笑いを生み出す工夫も欠かさない。
あくまでくまさんがお気に入りの作品として挙げたのは、「虫かごの中に入れられたDVDマーク」。「このマークがどこで動いてたらおもしろいだろう」と考え、虫かごに入れることで生き物のようなおもしろさを表現したという。思った以上に反響があった一方で、DVDマーク自体を知らない若い世代も多く、「ちょっとしたジェネレーションギャップを感じました」と話した。
限られた1コマだからこそ広がる想像力と笑いが詰まった作品の数々。ぜひ実際に読んで味わってみてほしい。
取材協力:あくまでクマ(@akmd_kuma)
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