主人公は最強ヒーロー“ワンダーマン”を演じたいだけの俳優「マーベルにとって新しい味わいの作品」予告編公開

主人公は最強ヒーロー“ワンダーマン”を演じたいだけの俳優「マーベルにとって新しい味わいの作品」予告編公開

「ワンダーマン」はディズニープラスにて2026年1月より独占配信
「ワンダーマン」はディズニープラスにて2026年1月より独占配信 / (C)2025 Marvel

ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が主演を務めるドラマ「ワンダーマン」(全8話)が2026年1月にディズニープラスにて独占配信される。配信に先立ち、予告編が公開された。

■マーベル最新作の主役は“ワンダーマン”というヒーローを演じたいだけの俳優

本作は、数々の劇場映画やドラマ作品を手掛けてきたマーベルによる最新作のドラマシリーズ。いつものMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のように最強のヒーロー“ワンダーマン”が登場するかと思いきや、ワンダーマンというヒーローを演じたいだけの俳優、サイモン・ウィリアムズ(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)が、この物語の主人公。その他、ベン・キングズレーやエド・ハリスらが出演する。

そして、“スーパーパワーさえ登場しない”予告編を公開。ヒーロー映画に一石を投じるようなストーリーを予感させる内容となっている。

■本物のヒーローもスーパーパワーも登場しない予告編公開

公開された予告編は、「世界的に有名な映画監督フォン・コヴァクが『ワンダーマン』のリメークに着手」というニュースからスタート。コヴァク監督は「みんなヒーローに飽きてる。ストーリーテリングの様式全体を創造し直す機会だ」と、映画界へ大胆な一石を投じる。そして、このビッグプロジェクトの主演に名乗りを上げる多数の役者の中の一人が、主人公のサイモン・ウィリアムズだ。

“ワンダーマン”に運命を感じたのか、もしくは他の理由があるのか、「絶対に出たい」「俺のための役だ」と意気込むサイモン。「もうレオ様に話が…」といきなり暗雲が立ち込めるも、努力が功を奏してか、サイモンは次の選考へと進んでいく。

そして、コヴァク監督と面会すると、コヴァク監督からは「作りモノと現実の境目を探りたい」「この世で最後の映画になる」「誰もが降参しメガホンを置くだろう」…と不可解な言葉を投げかけられる。サイモンはワンダーマンの役をつかめるのか、つかめたとして何が起きるのか…そもそもワンダーマンはスクリーンの中だけの存在なのか…本物が誕生するのか…現時点では多くの謎に包まれている。

また、サイモンへ時々アドバイスを投げかけるベテランの風格の持ち主は、「アイアンマン3」や「シャン・チー/テン・リングスの伝説」にも登場したトレヴァー・スラッタリー(ベン・キングズレー)。彼はハリウッドの先輩としてサイモンと共に行動する。登場するたびに予想の斜め上をいく展開を見せてきたこの人物が、どのように物語をかき乱していくのかも見どころ。

本作について、製作総指揮は「マーベルにとって全く新しい味わいの作品で、私が今まで関わった中で最もお気に入りの一つです。“誰もまだ見たことのない最高のシリーズ”だと思っています。映画作りという行為そのものへのラブレターであり、俳優という職業へのラブレターでもあります。とても誠実で、美しい作品です」とコメントしている。

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