学童保育で働く大学生のミクさんは、周囲には愛想良く振る舞っていますが、心の中では子どもたちの容姿に毒づく二面性を持っています。さらには学童に通う小学1年生のハナちゃんの父親と浮気しているのです。一方、ハナちゃんの母親は、ミクさんからの度重なる嫌がらせの原因が、夫との不倫関係にあることを知り激怒。学童の保護者会で2人に証拠を突きつけます。そして夫には離婚を言い渡し、ミクさんには慰謝料を要求したのでした。
2年の月日が流れ、「パパ活」や「いただき女子」をしていたことで警察沙汰になったミクさん。ハナちゃんの父親は、妻との離婚が成立したものの「養育費がないと困るなら最初から別れるなよな~」と身勝手に考え、養育費の支払いをせずにいました。しかしある日、人事部長から呼び出され、養育費を支払っていないことを指摘されてしまったのでした。
昇進かと浮かれていたたハナちゃんの父親は、部長の言葉に青ざめます。
夫の不倫が原因で離婚した母娘のその後






そして……。











裁判所から会社宛てに差し押さえ通知が届き、驚くハナちゃんの父親。養育費を支払わない一方で、周囲に食事をおごっていたことまで噂になっていると上司から厳しく責められ、まさに「人生詰んだ」と言わんばかりにうろたえるのでした。
その後、無事に養育費を受け取ることができたハナちゃんの母親は、再びママ友であり、夫の不倫騒動で協力してくれたヨウタくんママに報告。そのとき、ハナちゃんは大好きなアイドルが出演しているCMを見て「ハナもアイドルになれるかな~こんなにかわいくないし……」とつぶやきます。ヨウタくんママはそんなハナちゃんに「なりたい自分を邪魔するのは自分だけなのよ」と励まし、ハナちゃんの母親も「ハナならなれるよ、絶対に!」と母娘で幸せな笑顔を浮かべたのでした。
ハナちゃんの母親は、元夫の身勝手な言い分に泣き寝入りせず、裁判所を通した手続きによって、無事に養育費を受け取ることができました。
養育費は、別れた相手のためではなく、子どもの生活や成長を支えるためのお金です。支払いが滞ったときは、相手に何を言っても無駄だと諦めず、自治体の相談窓口や法テラス、弁護士などを頼ることもひとつの方法です。
自分と子どもの生活を守るためにも、ひとりで抱え込まず、利用できる制度を知って必要な行動を起こせるようにしたいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子
