
大泉洋が主演を務めるドラマ「俺たちの箱根駅伝」(日本テレビ系)が10月から放送スタートする。このたび、「箱根駅伝中継」の使命を担うテレビ中継スタッフのキャストとして浅香航大、河内大和、望月歩の出演が明かされ、コメントも到着した。
■「俺たちの箱根駅伝」ストーリー
本作は、正月の風物詩となった「箱根駅伝」を作家・池井戸潤氏が10年以上もの歳月と情熱をかけて執筆した同名小説が原作。
物語の舞台は、「箱根駅伝」の生中継を担う大日テレビ・スポーツ局。チーフプロデューサーの徳重亮(大泉)は、視聴率主義の編成局長から無理難題を押し付けられ頭を抱えていた。失敗は許されない生中継。その裏側で、次々と降りかかる不測の事態を前に決断を迫られていく。
一方、駅伝関係者の間では、古豪・明誠学院大学の新監督に、突如サラリーマンの甲斐真人(山下智久)が就任したことで波紋が広がっていた。
学生ランナーたちの力走と一瞬にかける情熱、そしてそれを余すことなく伝えるため、2日間で14時間以上もの生中継を行うテレビ局。それぞれの現場で、何が起き、誰が決断し、どのようにして「箱根駅伝」は人々の胸を熱く駆け抜けていくのかが描かれ、また、学生たちの限界に挑む走りと、それを届けるテレビ中継スタッフたちの闘いが、同時進行で展開される。
■テレビ中継スタッフの追加キャストが発表
今回、「箱根駅伝中継」の使命を担うテレビ中継スタッフの追加キャストが発表された。後輩・菜月(伊藤沙莉)にセンターDの座を奪われ、複雑な思いを抱えるディレクター・野村豪輝役には浅香航大。
技術者として絶対の誇りを持ち、「技術を制するものが箱根を制す」を信条に現場を支える技術チーフ桑名哲役には河内大和。
そしてADとして経験を積み、念願のディレクターデビューを果たした、心優しき松澤東吾役に望月歩が決まった。
ドラマの撮影では実際の箱根駅伝中継で使われる移動中継車を使用。今回の写真撮影も、実際の中継車やカメラバイクをバックに行われた。
普段は間近で目にする機会のない本物の中継車の迫力に、キャスト陣からも思わず感嘆の声が上がる場面も。カメラバイクを囲んだ浅香・河内・望月の3人の撮影では、大泉が「桑名(河内)はカメラを持った方が絶対リアルでしょ」と自ら演出し始め、現場を大いに盛り上げるひと幕が。
終始和気あいあいとした雰囲気の中、それぞれが役への思いを込めて撮影に臨み、完成した写真には、キャラクターの個性と箱根駅伝中継を支えるスタッフとしての使命感が生き生きと映し出されている。
■大きな見どころの一つは「スタッフの人間模様」
ドラマ内で大日テレビの中継の裏側を描くパートでは、往復約14時間に及ぶ、生中継に挑むスタッフたちの奮闘が描かれる。
候補選手への取材を重ねながら信頼関係を築き、選手の表情や勝負どころを逃さないカメラポジションを入念に下見。さらに、数々の名場面を生んできた“給水ポイント”の撮影方法にも新たな工夫を加えるなど、“選手のための箱根駅伝”を全国に届けるため、時にぶつかり、時に知恵を出し合う個性豊かな箱根駅伝スタッフの人間模様も本作の大きな見どころとなっている。
さらに、本作では約40年前、箱根駅伝中継の礎を築いた技術スタッフたちの知られざる苦闘にもスポットを当てる。当時は、テレビ中継の電波が葉っぱ1枚でもあると遮られてしまう時代。カーブが連続する箱根の山で生中継を実現することは、不可能に近い挑戦だった。
■急峻な山道を歩いた撮影も「本当に大変だった」
ドラマでは、その知られざる苦闘の一端を描くエピソードも登場。大泉、伊藤、山田杏奈ら中継スタッフ役のキャストも実際に箱根の山へ入り、機材を背負いながら、当時と同じような急峻な山道を歩いて撮影に臨んだ。
のちにキャスト陣が「とにかく山の撮影が本当に大変だった」と口をそろえるほどタフなロケとなり、困難を乗り越えながら生中継という新たな挑戦を切り拓いた先人たちへのリスペクトを身をもって実感したという。
時には足場の悪い急斜面に苦戦する場面もあったが、座長の大泉が“山岳隊の隊長”さながらに「全員無事かー?」「ここは俺に任せて先に行けー!」などと声を掛け一同を盛り上げ、笑顔が絶えない雰囲気の中、チーム一丸となってタフな撮影を乗り越えた。
■浅香航大コメント
僕は部活での青春を体験したことがありませんでした。原作を拝読した時、スポーツの熱さ、素晴らしさを改めて感じ、号泣しながら読み終えました。
それと同時に“自分には体験できなかった”という羨ましさで、熱を帯びるような感覚があり、その思いは、僕が演じる野村という人物の心情にも、どこか似て通ずるものがある気がします。
演じる野村は原作には登場しないドラマオリジナル人物ですが、作品の良いスパイスになるよう、大事に育てていきたいと思います。
■望月歩コメント
今回、松澤東吾を演じさせていただくことになりました。見ようと思えば毎年見られたはずの箱根駅伝ですが、僕は今年が初めてでした。
たくさんの思いが詰まっているということ、そして応援することで心が奮い立つという経験。作品に参加させていただけたことで新たに学ぶことができています。
作品を通して、僕のような人にも興味を持っていただけたら嬉しいなと思います! そのきっかけになれるよう、丁寧に向き合っていきます。ご期待ください。
■河内大和コメント
お正月、当たり前のように見ていた箱根駅伝ですが、本作に参加して、その舞台裏にどれほど多くの人々の情熱と責任があるのかを改めて知りました。
私が演じるのは、大日テレビの技術チーフ。一瞬たりとも途切れない映像を届けるために熱く戦い、視聴者には見えない場所で放送を支える役どころです。
走る者たちのドラマと、それを支える者たちのドラマ。その両方が重なり合い、箱根駅伝の新たな魅力と熱狂が見えてきます! ぜひご覧ください!

