実際に通話をしてみると……
スマートフォンとBluetooth接続した状態であれば、スマホから電話をかけても、前述のようにダイヤルで電話番号を回しても、どちらでも電話をかけることができます。相手の声は黒電話の受話器から聞こえます。接続した状態で相手から電話がかかってくると、黒電話が「ジリリリリ……」と昔ながらの呼び出し音で鳴るのも懐かしい気持ちになります。
LINE通話にも対応していました!ただし、実際に通話をしてみて感じたのは、タイムラグが1秒ほどあるということ。相手がしゃべってからこちらの受話器に声が届くまでに1秒ほど時間がかかり、それが若干ストレスになる恐れはあると感じました。
スピーカーとしての実力は……
もうひとつはスピーカーとしての使い方です。接続した状態でスマートフォンで音楽をかけると、黒電話から音が出ます。
音は底面の丸い部分から出るので、置いた状態で使用すると若干音がこもるのは致し方ないかな……。まぁ厳密に音質にこだわる方は使用しないと思いますが。少し高さを出した置き方をすればこもるのは軽減されます。
通話・スピーカーともに、使い心地は決してパーフェクトではありませんでしたが、そもそもの商品の目的は「エモ」を享受すること。インテリアとして置いておくだけでもかわいいです。
もちろん置物に5,000円は贅沢品すぎると考える方も多いと思いますが……なかなかこれだけリアルな黒電話も入手できませんし、置いておけば遊びに来た人から「なにこれ?!」と話題になると思いますよ!
文・撮影/松本果歩
※記載の価格は筆者が購入した店舗の金額です
