
駅員経験を持つ漫画家、ザバック(@theback_blog)さんは、駅員を主人公にした漫画をSNSやブログで発信している。本作では、ブログで公開している「100日後にやめる契約駅員さん」から、独特な構内放送で思わぬクレームを受けた後輩駅員のエピソードを紹介する。あわせて、ザバックさんに車掌のアナウンスについて話を聞いた。
■後輩による独特な構内放送



ある日、駅構内で定期券の落とし物を見つけたペン助は、そのことを後輩のネズイチ君へ伝え、構内放送を任せることにする。ネズイチ君はマイクを手に取ると、「お客様のお呼び出しをいたします。ナカタリョウ様。改札口までお越しください」と、鼻をつまんだような独特の声でアナウンスを始めた。
放送後、違和感を覚えたペン助が「なにその昔の車掌みたいなしゃべり方…」と尋ねると、ネズイチ君は「え?知らない?この方が聞きやすいっすよ」と自信満々。しかし後日、「放送のしゃべり方が気持ち悪いからやめてください」という苦情メールが届いてしまう。
■車掌風アナウンスの由来は?
車掌特有のアナウンスについて尋ねると、ザバックさんは「あの車掌の独特な喋り方は、昔の放送機器の性能が低く、あの喋り方のほうが声が通りやすかったからというのを聞いたことがあります。本当かどうかは知りませんが(笑)」と語る。現在も語り継がれている理由の一つとして耳にした話だという。
■放送はぶっつけ本番だった
自身の放送経験については、「僕は元駅員なので駅のホーム活動や案内放送しか経験がありませんが、こういうのはぶっつけ本番でやらされましたね。もちろん会社によると思いますけど。その後に練習しました。マイクでの放送は他の業務よりも楽でしたね」と振り返る。実際の現場ならではのエピソードからも、駅員の仕事の一面が垣間見える。
■取材協力:ザバック(@theback_blog)
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