
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『指輪』を紹介する。作者の留々家さんが、5月17日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、6000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、留々家さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■愛を伝えた男への人魚の回答

人魚の前にやってきた男性は、指輪を見せて「結婚してください!」と彼女に愛を伝える。ところが、人魚は視線を逸らして「その指輪は受け取れません…」とひと言。
男性は諦めずに、種族の差は自分には関係ないと懸命に愛を伝え続ける。しかし彼女からの返答はないまま。すると、人魚は自分の手を水面からあげて…。
この思わぬ展開を見せる愛のエピソードを読んだ人たちからは、「ペンダントかネックレスにしよう」「受け取れないのは指輪だけかも」「陸に上がらないとわからないこともあるね」など、多くのコメントが寄せられている。
■「せっかくなら意外性を高めたいので」作者・留々家さんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。
長年参加しているX(Twitter)上の企画「1h4d」がきっかけです。毎週出されるお題に沿って4コマ漫画を描くという企画で、このときのお題が「指輪」でした。ただ、最近はリアルタイムでの参加が難しく、これはハッシュタグを付けずに後日投稿した作品です。
――本作では、種族の違いからくる婚約指輪の違いが非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
最後に「人魚姫の水かきのついた手が出てくる」というオチなので、そこまでは彼女の手を映さない、それもなるべく不自然にならないように、というのが、こだわった点です。また、せっかくなら意外性を高めたいので、人魚姫の腕には鱗を描き、半魚人のようにしました。
――直近の作品のなかで、特に気に入っている作品があれば、理由と共にお教えください。
数か月前にはなりますが、2/9に上げた「鬼」の4コマです。回想シーンの鬼のお母さんが上手く描けました。先日、参加したCOMITIA(同人誌即売会)で出した4コマ漫画をまとめた同人誌でも、この鬼のお母さんのイラストを表紙に描きました。

――普段作品のストーリーや構成はどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
小説を読んだり映画を観たりして、「こういうシチュエーションや展開がかっこいい」と思ったことを、自分がアイディアを考えるときに活かしています。とくにSFの短編小説が好きで、それらはアイディアやオチが重要なので、4コマ漫画を描く参考になっていると思います。
――今後の展望や目標をお教えください。
このところ忙しかったり疲れていることを理由に4コマ漫画を描くことをサボりがちなので、体力や時間が足りないのは仕方ないにしても、毎日少しでも4コマに手をつけるよう工夫したいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつもありがとうございます。返信はできていませんが、作品へのリプライも読ませていただいています。これからも読んでいただけるとうれしいです。

