
オリジナルドラマ「バカンスの法則」(7月27日[月]夜8:00スタート、1話15分・週3回ABEMA)で、主人公・星野緑を演じる橋本環奈と、緑の兄・紺太役を演じる勝地涼のインタビューが公開された。
「バカンスの法則」は、多忙な日々に疲弊した主人公・星野緑(橋本環奈)が、海辺の別荘で過ごす“非日常のバカンス”のなかで、ミステリアスな管理人・西上(チェ・ジョンヒョプ)と出会い、恋に落ち、人生の大切な時間を取り戻していくひと夏の“デトックス・ロマンス”を描く。
■橋本環奈「東村さんと一緒にキャラクターを作っていくのがとても楽しかったです」
――初めて脚本を読んだときの感想や、東村アキコ監督ならではのワクワクしたポイントを教えてください。
橋本環奈(以下、橋本):15分のドラマを全18話配信していくという形式が新しく、テンポがよくて見やすいと感じました。豪華なゲストが毎話登場しますし、バカンスならではのトラブルに発展していくのも面白いです。そして東村さんと一緒にキャラクターを作っていくのがとても楽しかったです。東村さんも「絶対にこうじゃなきゃダメ」というこだわりを押し付けることはなく、緑と紺太に関しては自由にやらせていただきました!
勝地涼(以下、勝地):楽しいセリフがいっぱいで、本当に面白い台本でした。東村さんからは「役者が直してもいい」と言われていて、現場で好き勝手にやらせてもらえる遊べる余白がありました。自由にやりすぎたかなと不安になる部分もありましたが、現場は笑っていたし、好きなことを言っても環奈ちゃんが全部返して処理してくれたので、バカなお兄ちゃんのセリフも自由にやらせてもらいました。

■勝地「50代の先輩俳優とやっている感じでした(笑)」
――兄妹役としての息の合い方はいかがでしたか?
橋本:いや、息合ってましたよね!本当に、なんというか…やっぱり紺太は絶対に勝地さんじゃないと出来なかっただろうなということが、どのシーンでもあって(笑)。脚本の中でも「これどうやってオチ持っていこう?」とか「なかなか着地点が難しいな」みたいなシーンでも、「とりあえず紺太が締めよう」みたいに、みんなすごく頼ってたし。紺太のはちゃめちゃさみたいな部分が、勝地さんが演じることによって、すごいコミカルで、愛されるキャラクターだなっていう風に思いました。
勝地:環奈ちゃんとは、環奈ちゃんが19歳のときに共演していて。
橋本:そうだ、まだ10代でした。
勝地:その時、まあ僕はそこまでずっと絡んでるわけではないので、現場でもそんなずっと一緒にいたわけではないんですけど。でもその時から「振り切る」力がすごいなとは思っていたんです。で、約10年ぶりくらいに会ったときに、その「振り切る力」にプラスして、主役とかをやるようになってどんどん……気づいたらあそこ(遠く)の方に。
橋本:そんなことないですよ(笑)。
勝地:でもすごい活躍で。明るく振り切る、ツッコミもやれる、けども全体の物語のこのシーンってこういう風にしなきゃ成立しないかもしれないっていうところを、ちゃんと引っ張っていくという。多分、ここはこういう風にした方がみんなが言いやすいんじゃないか、みたいなのを率先してやってくれる。あの振り切る力を持ちつつ、この力まで備わった場合、どうなっていくのか(笑)。末恐ろしいという感じでした。僕はだから50代の先輩俳優とやっている感じでした(笑)。

■橋本環奈「この仲の良さが「バカンスの法則」っていう作品に向いてる」
――チェ・ジョンヒョプさんなど、他のキャストの方々との現場でのエピソードを教えてください。
橋本:ヒョプさん(チェ・ジョンヒョプ)に関しては、多分笑い上戸だと思うんですよ。すごく笑い上戸で、最終的には勝地さんが出てくるだけで笑っていたので(笑)。喋らなくても笑っていました。真面目な顔してても面白い、みたいになっちゃって。「やめてくださいよ〜」ってずっと勝地さんに言ってたけど、何もしてない(笑)。
勝地:ただ彼が現場に来たのを、僕が見に行くっていう(笑)。
橋本:結構ずっと笑ってらっしゃって。でもやっぱり、国境を越えて、セリフも日本語で喋らなきゃいけないという状況で、本当にすごいなという風に思いましたね。監督ともたくさん話し合って作り上げていった西上というキャラクターだと思うんですけども。でもやっぱり、大コミュ力お化けの勝地さんがいるので(笑)、ヒョプさんも勝地さんがいると笑顔になってるし、通訳さんも含めて、明るくやってましたよね。
勝地:でも逆の立場で考えたら自分が韓国に行って、韓国語でセリフを言わなきゃいけないってなったら、ものすごいストレスも溜まるし。例えば向こうが自由にやってきているけど僕はセリフ通りにしか言えないとか、そういうのを感じるじゃないですか。それはヒョプちゃんも大変だっただろうなと思う。
司会:とにかく、勝地さんがムードメーカーだったんですね。
勝地:僕がなんか盛り上げてるみたいに言いますけど、僕は最初の方だけみんなの話をこうやってピックアップして皆さんの良さを引き出した後は、もうみんな勝手に喋ってましたから(笑)。別に僕が喋らなくても大丈夫な時間とか、後半全然あったし。みんな仲良かった。
橋本:いやでも、こんなスピードで仲良くなることあんまり無いですよね?初日からずっと喋ってるし、あと陽キャが集まっていて(笑)。通くん(桜田通)もそうだし、加納さん(加納愛子)も美月ちゃん(山下美月)もそうだから。全員が均等に喋ってましたよね。誰かが喋らないみたいな日はなくて楽しかった。
あとやっぱり通先生が、本当に美味しいお菓子ばっかり持ってくるんですよ(笑)。全員太ったよね。本当にクッキーだのチョコだの、しかもなんか手に入れられないやつ(笑)。ちょっとツテがないと買えないものだったり。ホスピタリティがヤバくないですか?
勝地:興味ある話とかも実は一緒だったりする、とかそういうこともあったし。山下(美月)さんもね、意外とすごくサバサバしてて、芯が強くてね。めっちゃ面白かったです。加納さんもやっぱり全部にツッコんでくれる。本当にありがたいなと。テンポ早いですしね。本当に頭の回転が早くてクレバーなので、一緒にいて楽しい。
橋本:本当にいいチームワークでした。この仲の良さが「バカンスの法則」っていう作品に向いてるなっていう風に思って。このテンポの良い掛け合いだったりだとか、楽しい雰囲気が映像で醸し出されてると思います。

■親孝行な橋本環奈に勝地涼も影響を受けたエピソードを披露
――本作は「人生にはバカンス(休む時間)が必要」というテーマですが、お二人のリフレッシュエピソードを教えてください。
勝地:僕は人生で1回しかハワイに行ったことがないんです。それは小栗(旬)さんのハワイでの結婚式。小栗さんのお仲間とか、おなじみのメンバーが集まって。みんなで夕日を沈むのを見ている時間とか、あれは忘れられないです。
橋本:羨ましい。バカンスね…なんだろう。海外行ったりとかもそうですけど、私は毎年、両親と温泉旅行に行くんですよ。
勝地:えらい。優しい。本当に優しい。
橋本:ふふ(笑)。親孝行はやっぱりやれるうちにやっとかなきゃいけないと思っているので。毎年行くんですけど、必ず九州なんです。実家が福岡なので、福岡から車で行ける場所にしていて。それがすごいリフレッシュですね。家族といると本当に何の気も遣わないじゃないですか。
勝地:いやまあそうなんだけど…今27歳?
橋本:27歳です。
勝地:27歳で色々な経験を積んできて、「親孝行はやれるうちにやらなきゃ」って、結構自分の年とかになってきて思うこと(笑)。早い。色々なことが早い。でもそれって本当にいいことだと思う。早ければ早いほどいいし。
その家族を大事にしてる話を環奈ちゃんに聞いて、その時に「親父ってどっか行きたいところあんの?」って聞いてみたの。そうしたら「お前もしばらく田舎には来てないだろ」とか「お前とハワイに行きたいと思ってる」って言われて。え、そんなこと親父思ってたんだって。なるほどって。やっぱり環奈ちゃんのやっていることってすごいことだと思って、影響受けちゃった(笑)。

■「バカンスの法則」は、夏休みに家族みんなで見れる、ほっこりするドラマ
――視聴者に向けてメッセージをお願いします。
橋本:「バカンスの法則」はみんなで楽しくワイワイと撮影していたので、夏休みに家族みんなで見れる、ほっこりするドラマだなという風に思ってます。でもファンタジックな部分もあって、実際の人生には起こり得ないような内容だったりするので、そこに夢もたくさん詰まっています。私が演じる緑も、ひと夏の恋や、切なさみたいな部分もあるので、皆さんもドキドキしながら見ていただけたらなと思っています。
勝地:いやもうほとんど、今、環奈ちゃんが言ってくれた(笑)。あえて言うならば、「15分」のドラマだということと、週に3回配信していくという新しい試みの部分です。こう気軽に見れるなって思うので、晩酌しながらでもいいし、みんなが集まって見ながらでもいいし。楽しめるドラマになっておりますので、ぜひご覧ください!


