
今田美桜が主演を務めるドラマ「クロスロード ~救命救急の約束~」(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系/TELASAにて配信)の第2話が7月14日に放送。遥(今田)が虐待の疑いがあるシングルマザー・千春(鈴木愛理)を救おうとしたシーンに、SNSでは視聴者の反響が多く寄せられた。(以下、ネタバレを含みます)
■「クロスロード ~救命救急の約束~」とは
同作の舞台は、一分一秒を争う救命救急医療の最前線。職業は違えど「誰かを救いたい」という熱い思いを共有し、未熟ながらも自分たちなりの正義を果たそうとする救命医、救急隊員、警察官の若者たち。しかし、彼らの行く手には、汚れなき正義感だけでは乗り越えられない壁や、ビターな現実も待ち受ける。
パワハラや虐待、不法就労外国人といった一筋縄ではいかないリアルな社会問題に加え、理不尽な社会制度や法律、ことなかれ主義の組織。理想と現実の狭間で葛藤しながらも、命のバトンをつなぐために立ち上がり、一歩ずつ成長していく姿が描かれる。
同作には、ドラマ「ドクターX」(2012〜2024年、テレビ朝日系)と「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021年、TBS系)のスタッフが集結。さらに脚本は映画「凶悪」(2013年)や「PJ ~航空救難団~」(2025年、テレビ朝日系)などを手掛けた高橋泉氏が担当し、完全オリジナル脚本で描かれる。
主演の今田は、今作で医師に初挑戦。「どんな命もあきらめない」若き救命医・春木遥を演じる。遥とともに“命のバトン”をつなぐ先輩救命医・桐生昴を磯村勇斗、一秒でも早く患者を病院に搬送するため奮闘する心優しき救急隊員・渋川輝を寛一郎、刑事を志す交番勤務の警察官・横峯健斗を泉澤祐希が演じる。
また、遥の“良医の資質”もいち早く見抜き、その成長を温かくも厳しく見守る横浜湾岸病院のベテラン麻酔科医・権野正造に船越英一郎、遥たちが勤める救命救急センター長・高木彰良に戸次重幸、一分一秒を争う救命救急の現場で闘う者たちにとっての癒やしの場となるカフェ「アロイ」のオーナー・野宮真知に小雪が扮(ふん)する。
■遥は母親による幼い少女たちへの虐待を疑う
顔にケガを負った一児の母・影山静香(呉城久美)が、横浜湾岸病院・救命救急センターに搬送されてきた。転倒によるケガだと主張する静香の様子に、どこか違和感を覚える遥。その矢先、静香が幼い息子の親権をめぐり、離婚調停中の夫と揉めていることが判明する。ふと、夫によるDVの可能性も頭をよぎる遥。だが、先輩救命医の桐生は「患者のプライベートは詮索すべきではない」と、遥をたしなめる。
同じ頃、シングルマザー・山下千春(鈴木)が仕事で不在の中、激しい喘息発作を起こした8歳の長女を救おうと、5歳の妹が119番に通報してくる。劇的に悪化する症状を目の当たりにした救急隊員の輝はとっさに、職務上認められていない処置を試みようとするが、上司に止められて断念。もどかしさを覚えながらも、急いで患者を横浜湾岸病院へ搬送する。
ところが、すぐさま処置を始めた遥と桐生は、看過できない新たな問題を発見する。なんと、長女の唾液から睡眠薬の成分が検出されたのだ。薬を飲ませたのは千春ではないかと疑う遥は、救急搬送時に現場にいた輝、そして警察官の健斗とともに、山下家を訪れる。
そこで遥たちは、妹の腕に残る不審なアザと、妹をヒステリックに怒鳴りつける千春の姿を目撃する。三人は、千春による子どもたちへの虐待を疑うのだった。
■遥が千春を救おうとしたシーンに「先生優しい」の声
ある日、少女たちだけでなく千春のことも心配になった遥は、千春の職場を訪れる。「お母さん、夏美ちゃん(長女)を見る目はあんなに優しいのに、きつく当たるのは冬香ちゃん(次女)にだけですよね?」と問い詰める遥に、「だったら何? もう児相にでも通報すれば?」と逆ギレする千春。
遥が「そんなことして、お母さんを責めたいわけじゃないんです」と伝えると、千春は「夏美と違って、冬香は何考えてんのか分かんないし、怖い声出したり強くやんないと言うこと聞いてくれないし」と、辛い気持ちを打ち明けた。
「小児科で検診は受けられましたか? 冬香ちゃんはおそらくASD、自閉スペクトラムの傾向があると思います。療育や支援をきちんと受けて…」と、遥はアドバイスしようとするが、その言葉の途中で「昼も夜も働いてんのに、どこにそんな時間があるっていうのよ! こっちは生きてるだけで精一杯なの!」と泣きながら叫ぶ千春。
すると遥は、「それでも救いたいんです! あの子たちとお母さんを!」と、去って行く千春に向かって必死に訴えるのだった。
悩み苦しむ千春を遥が救おうとしたシーンに、「辛いよね…」「春木先生優しいね」「一番救わなきゃいけないのお母さんだったか…」「お母さんもしんどいね」「お子様に関する悩みも抱えていたのね」「最近ほんと自閉スペクトラム多いよなー」「お母さんもギリギリなんだよね…」「ドラマやけど、さすがに職場に行くのやりすぎ」「ママの辛さ、ママにならなきゃわからんよね」「春木先生みたいな人がいるから救われるのかもね」などの声が上がり、SNSがザワついた。
このあと、千春の不在時に姉妹が家出をする場面もあった第2話。次話以降の展開も見逃せない。
◆文=奥村百恵

