すみだ水族館の天井に花火が打ち上がる!「すみすい花火2026」開幕、100個のクラゲ風鈴の回廊も

すみだ水族館の天井に花火が打ち上がる!「すみすい花火2026」開幕、100個のクラゲ風鈴の回廊も

すみだ水族館(東京都墨田区)で、2026年7月14日から9月14日(月)まで、夏の期間限定イベント「すみすい花火2026 ~水と光で涼む夏。~」が開催されている。花火、風鈴、金魚という日本の夏の風物詩を、水といきものという水族館ならではの魅力と重ねた企画だ。
「すみすい花火2026」ペンギンプールの天井いっぱいに広がる夜の花火演出(イメージ)
「すみすい花火2026」ペンギンプールの天井いっぱいに広がる夜の花火演出(イメージ)


イベント自体の参加は無料(水族館入場料別)。全館屋内なので、真夏の日差しにも夕立ちにも左右されず、涼しい館内でゆったり過ごせるのもうれしいところ。夏のおでかけ先を探しているなら、候補に入れておきたい。

■昼は金魚、夜は星空と花火。天井いっぱいに広がるプロジェクションマッピング
群れで暮らす習性を光で表現したチンアナゴの花火演出(イメージ)
群れで暮らす習性を光で表現したチンアナゴの花火演出(イメージ)

このイベント一番の見どころは、マゼランペンギンが暮らすペンギンプールの天井を舞台にしたプロジェクションマッピングだ。ペンギンプールは2層吹き抜けの開放的な空間で、6階では上から、5階では横や下から泳ぐペンギンたちを眺めることができる。その天井いっぱいに映像が広がり、しかも昼と夜で全く違う顔を見せる。

まずは昼(開館から18時まで)。テーマは金魚だ。すぐ隣の展示エリア「江戸リウム」で泳ぐ金魚が、まるで水槽を飛び出して天井まで泳いでいくような演出で、優雅でおだやかな時間が流れる。6階には、「ランチュウ」「リュウキン」2種の金魚を上見観賞しながら、天井演出を観覧できる桟敷席(さじきせき)をイメージしたエリアも登場する。

そして18時を過ぎると、映像は一変する。天井に現れるのは幻想的な星空。星はやがて、すみだ水族館で暮らすいきものたちの星座になって順番に姿を見せ、その後花火となり、夏の夜空へ次々と打ち上がっていく。
チンアナゴ…群れで食事する姿と、穴に潜る習性を再現
チンアナゴ…群れで食事する姿と、穴に潜る習性を再現

ミズクラゲ…幼生から成体へと姿を変える成長過程を経て、大輪の花火に
ミズクラゲ…幼生から成体へと姿を変える成長過程を経て、大輪の花火に

アオウミガメ…産卵行動をモチーフに構成。卵がはじけ、子ガメが花火となって海へ旅立っていく
アオウミガメ…産卵行動をモチーフに構成。卵がはじけ、子ガメが花火となって海へ旅立っていく


登場するのは、チンアナゴ、ミズクラゲ、マゼランペンギン、金魚(リュウキン)、シロワニ、アオウミガメ、ミナミアメリカオットセイの7種。それぞれの習性が光の動きに落とし込まれているのがおもしろい。チンアナゴは砂から顔を出してゴハンを食べたり、穴に潜ったりするしぐさ、ミズクラゲは幼生から成長していくまでの過程、アオウミガメは卵から子ガメが海へ旅立つまでの様子が描かれる。
ミナミアメリカオットセイ…流線形の体で、水中を飛ぶように泳ぐ様子を光で描く
ミナミアメリカオットセイ…流線形の体で、水中を飛ぶように泳ぐ様子を光で描く

シロワニ…体を発光させながら、ゆったりと泳ぐ姿を描写
シロワニ…体を発光させながら、ゆったりと泳ぐ姿を描写

リュウキン(金魚)…泳ぎに合わせてうろこが光を反射して輝き、花火へと変化していく
リュウキン(金魚)…泳ぎに合わせてうろこが光を反射して輝き、花火へと変化していく


見逃せないのがマゼランペンギンの演出。悠々と泳ぐペンギンたちの輪の中央には、この春に誕生したばかりの4羽の赤ちゃんがイメージされていて、新たな仲間入りをお祝いする構成になっている。天井のすぐ下では、本物のペンギンたちが泳いだり眠ったり。まるで一緒に花火を見上げているような気分になれる。夜の花火演出は、18時10分から閉館まで30分ごと、1日計8回。1回あたり約9分間上映される。
マゼランペンギン…群れで泳ぐ姿の中央に、この春誕生した4羽の赤ちゃんが配置される
マゼランペンギン…群れで泳ぐ姿の中央に、この春誕生した4羽の赤ちゃんが配置される


■100個のクラゲ風鈴が連なる、涼の回廊
6階から5階へ下りる階段に出現する、100個のクラゲ風鈴の回廊(イメージ)
6階から5階へ下りる階段に出現する、100個のクラゲ風鈴の回廊(イメージ)

6階から5階へ下りる階段には、クラゲをかたどった風鈴が100個。ふわふわと漂うクラゲに囲まれて、海の中をゆっくり歩いているような感覚にひたれる。青くライトアップされた空間は、夏の思い出のフォトスポットとしても文句なしだ。

さらに、この風鈴は気に入ったら持ち帰ることもできる。館内の装飾を手がけた新潟県のガラス専門店「TAKU GLASS」による「クラゲ風鈴」が、5階ミュージアムショップで数量限定販売中だ。職人がひとつずつ手作りしているため、形も色味も音色もそれぞれ違う。カラーはわたあめ(半透明の白)、みずたま(クリアブルー)、ラムネ(うすい水色)、はなび(カラフルなドット)の全4種で、価格は各4500円。1人4点まで、売り切れ次第終了なので、気になる色があればお早めに。

■江戸の金魚文化にふれる「江戸リウム」。上から愛でる“上見”が新鮮
約15品種の金魚が泳ぐ、全長約100メートルの「江戸リウム」
約15品種の金魚が泳ぐ、全長約100メートルの「江戸リウム」

全長約100メートルにおよぶ金魚展示エリア「江戸リウム」では、ワキンやリュウキン、ランチュウなど約15品種の金魚を鑑賞できる。

注目は、鉢の金魚を上から眺める鑑賞方法「上見(うわみ)」。今でこそ横から眺めるガラス水槽が当たり前だが、江戸時代の人々は鉢の金魚を上から見て楽しんでいた。イベント期間中は、浮世絵に描かれた夏の風景とあわせて江戸の涼文化をパネルで紹介。金魚を眺めながら、昔の人の夏の過ごし方に思いをはせられる空間となっている。

■この夏だけのクラゲのソーダフロートと、ピリ辛サルサドッグ
「しゅわしゅわクラゲのソーダフロート」(880円)
「しゅわしゅわクラゲのソーダフロート」(880円)

5階のペンギンカフェには、期間限定の夏メニューが登場する。「しゅわしゅわクラゲのソーダフロート」(880円)は、真夏の海をイメージしたクリームソーダに、クラゲのマシュマロと、しゅわしゅわはじける氷をトッピング。見た目の涼しさと、不思議な食感まで楽しめる一杯だ。

「ピリ辛サルサドッグ」(780円)は、ジューシーなソーセージに、トマトのうまみとほどよい辛さのサルサソースをたっぷり。ペンギンがデザインされた、かわいいボックスにも注目してみて。
「ピリ辛サルサドッグ」(780円)
「ピリ辛サルサドッグ」(780円)


■夏休みは最長22時まで開館。「ナイトアクアリウム」という選択肢
夏休みシーズンの2026年7月27日(月)から8月31日(月)は、開館時間を延長して9時から21時まで営業する。お盆にあたる2026年8月13日(木)から8月16日(日)は、8時30分から22時まで(5階ミュージアムショップは21時30分まで)とさらに長い。いずれも入場受付は閉館の1時間前まで。

18時からは照明が落ちてブルーナイトアクアリウムに切り替わり、寄りそって眠るペンギンや、岩の上でゆるっと寝るオットセイなど、この時間だけの姿に合える。花火演出が見られるのも夜だけなので、大切な人とのデートにも、仕事終わりのひとり時間にもちょうどいい。

イベントは2026年9月14日(月)まで。夏休みの家族のおでかけやアフター5のお楽しみとして、今年の夏の予定に組み込んでみては。

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配信元: Walkerplus

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