旅人は昭和脳の持ち主で、妻は夫を支えるのが当たり前といった考え。真佐美が実母の看病をすることに難色を示し、娘たちにはお弁当は自分のお金で買えと命令する有り様で離婚に発展。家事ができない旅人は、同僚の提案で離婚後も同居して家事を教えてもらうことに。家事や育児などを分担し、順調に思えた矢先に事件が勃発。娘が旅人に夕食を準備してあげるも、旅人は無視して料理を開始。大ゲンカに発展し、娘はご飯を食べずに塾に行き…。
「ママ大変! お姉ちゃんが!」
仕事から帰宅し、旅人と長女の仁絵がケンカした話を聞いた真佐美。旅人は怒って部屋にこもっており、塾から帰宅した仁絵に声をかけます。仁絵が作った手作りカレーを「おいしかったよ」と褒め「パパも悪気はないの」とフォローを入れます。
塾があることを忘れ、手のかかる餃子を作って仁絵たちを喜ばせようとした、と説明するも、仁絵は納得がいかない様子。なぜなら旅人にカレーを食べるか連絡し「食べる」と返事が来たから作ったのに、旅人は連絡もなしに餃子を作り始め、作ったカレーは明日食べろ、と蔑ろにしたからでした。
パパは料理のできる自分を見せたいだけ、と仁絵は感じており、真佐美は激しく同意し…。
「13歳の娘にまで!」旅人の薄っぺらい行動が見透かされていると感じた真佐美は














真佐美さんは、旅人さんがこれまでの結婚生活をどう思っていたのか、その本心を確かめようとしました。しかし旅人さんは、自分の寂しさや後悔といった感情にも向き合おうとせず、「わからん!」と突き返してしまいます。
家族だからといって、気持ちを言葉にしなくても伝わるわけではありません。自分の本音から目を背けたままでは、相手と向き合うこともできないもの。関係を続けたいと思うなら、まずは自分が何を感じ、何を望んでいるのかを考え、それを相手に伝えることが大切なのではないでしょうか。
※画像の一部にAI生成画像を使用しています
著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
