
内田有紀と寺西拓人がW主演を務めるドラマ「ラストノート」(毎週木曜夜10:00-10:54 、フジテレビ系/FODほかにて配信)の第2話が、7月16日に放送された。失った香りを感じる手がかりと騙された親友の無念を晴らすために澄晴(寺西)との「最後のデート」に臨む葵(内田)と、彼女を再び騙そうとする澄晴が、互いに思惑を抱えて再会する展開が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■歳の差男女が織りなす純愛物語
本作は、環境も積み重ねてきた人生も全く違う、交わるはずのなかった年の差の男女が、静かに引かれ合い、やがて人生で最も激しい恋へと導かれていく姿を描いた大人の純愛ストーリー。
タイトルの「ラストノート」は、時間ごとに変化していく香水の“最後の香り”を表す言葉。つけた瞬間の第一印象となる“トップノート”、香水のメインの香りとなる“ミドルノート”、香水の最後の香りで、肌と溶け合うことでその人だけの香りを残す“ラストノート”。本作は、そんな香水の最後に残る特別な余韻“ラストノート”のように、今までしまっていたはずの思いが香る純愛が描かれている。

■親友のために、葵は再び澄晴と向き合う決意をする
ピオニーの香りを感じて涙する葵の姿に心を動かされた澄晴だが、自身の過酷な現実に立ち返り、次の“ターゲット”として葵と連絡先を交換する。
葵は親友・優子(坂井真紀)に、澄晴と会ったものの決定的な証拠を押さえることができなかったと報告。葵のスマホにある澄晴の連絡先を見つめながら、「スバル…スバル…スバル…どういう漢字なんだろう」とつぶやく優子は、本当のことを知って前を向くため、葵に改めて協力を懇願するのだった。
■「お前育てるのにいくらかかったと思ってんだよ」澄晴を支配する毒親・眞澄の影
一方、澄晴が家に帰ると父・眞澄(佐々木蔵之介)が待ち受けていた。示談金を支払った澄晴に対し、「許すよお前のこと」と上から目線で言い放つ。さらに、「今月の養育費まだだろ。払いなさい。お前育てるのにいくらかかったと思ってんだよ」と身勝手に金をせびるのだった。
かつて絵を描くことが大好きだった澄晴は、会社の社長であった父に「俺会社は継がない。父さんみたいな生き方はしない」と言い、後継ぎとなることを拒否した過去がある。早くに母を亡くした澄晴のことを当時は熱心に育てていた父だったが、進路のことで揉めた結果、会社は倒産。それを機に自暴自棄になり、澄晴に対して支配的になってしまっていた。
■葵&澄晴は最後のデートへ…しかし冷酷な現実が立ちはだかる
お互いの目的のため、「最後のデート」をすることになった葵と澄晴。ホースの水で濡れてしまった花屋で、2人はお互いを知るための質問を交わし合う。
「スバル」の名前の漢字を聞いた葵は、手帳に丁寧な字で書き留めて「きれいな名前ね」と微笑む。そして、葵の名前が夏の花に由来していると知った澄晴は、その特徴を聞きながら、楽しそうに手帳へ花の絵を描いていく。
その絵をうっとりと見つめる葵だったが、澄晴は再び冷酷な現実に立ち返り、葵を「商談の場」であるギャラリーへと連れて行く。ついに証拠を捉えられると身構えたその時、葵はうっかり隠し持っていた録音機を落としてしまう。澄晴は上司に見つかる前にとっさにそれを拾い上げ、葵を強引に外へ連れ出した。
葵は優子の仇を討つために騙していたことを打ち明け、お金を返すよう訴えかける。しかし、澄晴は「伝えておいてよ、お友達に。現実見ろって」「2度と俺の人生に関わるな」と冷酷な言葉を投げつけ、彼女を突き放すのだった。

■真っ赤なワンピースの優子が澄晴の前へ…すれ違う2人の想い
葵は自分で用意したお金を、澄晴から取り返したと偽って優子に手渡す。「これで先に進めるかな?」と言う葵に、優子は意味深に微笑むのだった。
一方、売り上げ達成の期日が迫る澄晴は、別の女性をターゲットに変えて口説き落とそうとするが、ふとした瞬間に葵の存在が脳裏をよぎってしまう。
そんな中、葵はなぜ澄晴がくれたピオニーの香りだけを感じることができたのか、その理由を量りかねていた。見かねた元夫・創(徳井義実)に「わかんないで済ませていいことなんか?少しでも可能性があるならしがみつけよ」と背中を押され、スマホ画面に映る澄晴の名前を見つめる。
その頃、スマホに届いた連絡に驚いた澄晴はあるカフェへと走り出すが、そこに現れたのは葵ではなく、真っ赤なリップを塗り、真っ赤なワンピースを身にまとった優子だった。
一方、1人佇む葵の前には澄晴の父・眞澄が姿を現し、「うちの息子とどういう関係なんですか?許しませんよ」と突然激しく詰め寄るのだった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部


