満開を過ぎたペチュニア、放置しないで! 秋まで咲かせる方法に「目からウロコでした!」「真似しちゃお」

満開を過ぎたペチュニア、放置しないで! 秋まで咲かせる方法に「目からウロコでした!」「真似しちゃお」

 ペチュニアを切り戻して秋まで花を楽しむ簡易な方法がYouTubeに投稿されました。ポイントを押さえたわかりやすい解説が反響を呼び、動画は記事執筆時点で4万回以上再生されています。

 動画を投稿したのは、花の育て方や、寄せ植えの作り方などを公開しているYouTubeチャンネル「ともHOME」(@tomohome)のともさん。以前には葉牡丹の寄せ植えの作り方や山積みの植木鉢を片付ける方法、春までの花を思い切って処分する様子が話題となりました。

 今回はペチュニアの切り戻しについて徹底解説します。ともさんの家にはいろんな品種のペチュニアがありますが、梅雨入りすると株が乱れ始めるので、長く楽しむために切り戻しを行う必要があります。切り戻しとは、伸びすぎた茎や枝を途中で切り詰めて、新しい枝の成長を促す作業のことです。

 最初に切り戻しを行う鉢を選んで1カ所に集めます。まだまだ咲き誇っているようですが、よく見ると咲き終わってしぼんだり枯れたりした花殻がちらほら見られます。満開を少し過ぎていて花が減ってきた段階です。 

 このように満開を過ぎて枝が伸び始めたら、まだ咲いている花があっても早めに切り戻しを行います。この段階で切り戻しをしない場合は、次第に外側にしか花が咲かなくなり、株の下のほうから葉っぱがなくなってきたり、株が蒸れて病気が発生したりするそうです。

 複数の株の切り戻しを行う際はその都度、ハサミを消毒します。これは、病気を持っている株がある場合、ハサミを介してほかの株に広がる可能性があるからです。ともさんは、台所用のアルコールスプレーを噴霧して拭き取っています。このとき、植物のほうへ噴霧しないよう注意してください。

 切り戻しは普通、メインの茎と葉の付け根から生えてくる脇芽のすぐ上で切ることになっていますが、それを丁寧にやっていくと時間がかかります。そこで、ともさんは鉢の縁に合わせて切っていくやり方で行っています。そして中央部分はこんもりとしたドーム型になるように切りそろえます。

 基本的には全ての枝にハサミを入れること。そうしないと切っていない枝だけが伸びて飛び出してきます。合間に花殻もきれいに取り除きます。このやり方だとあっという間に切り戻しできますが、スピーディーな分、ハサミで手を切ってしまうことがあるので注意が必要です。

 最初に切り戻しを実演した「スーパーチュニア」のスワローブラックは、十分に早い段階で行ったこともあり、健康でキレイな葉がしっかり残っています。この状態なら2週間ほどで次の花が咲きはじめるそうです。同じやり方でほかの品種のペチュニアも切り戻しを行っていきます。

 「スーパーチュニア」のビスタはまだ花がたくさん咲いていますが、満開を過ぎて枝が伸び始めているので切り戻しを行います。これは色違いの3株を一緒に植えていますが、他と同様に鉢の縁に合わせて切っていきます。

 このように、枝が伸びて形が乱れてきた段階で切り戻しを行い、またキレイに咲かせるというプロセスを繰り返すと、秋まで花を楽しめます。これは、花がなく枝葉が成長中の状態のほうが、耐候性(過酷な自然環境に耐えぬく性質)が増すからです。

 次に切り戻し後の株のお手入れとして、株元を見て黄色くなった傷んだ葉や、込み入った葉を取り除きます。地表に付いている葉も取ってしまいましょう。これにより風通しがよくなると病害虫を予防できます。また、この作業の中ですでに害虫がいないかどうかもチェックします。梅雨の時期はナメクジにも要注意です。

 次に、普段肥料を与えていない場合は追肥を行います。ともさんはどの鉢にも肥料を与えているので基本的に追肥は不要ですが、スワローブラックだけ葉の色が薄く感じるので追肥しておきます。

 ここでは3カ月ほど効果を発揮する粒の肥料を与えます。このとき、茎や葉が肥料に直接触れると傷んでくるので、株元から離れた位置にまくのがポイントです。なお、遅い時期に切り戻しを行い枝だけになってしまった場合は、葉が増えてくるまで肥料は与えません。

 病害虫対策を行います。ペチュニアはうどんこ病、ナメクジ、ハダニなどの被害に遭いやすいので予防として、病気と害虫の両方に効果のあるスプレー剤をまんべんなく散布しておきます。

 この散布は日陰で行い、スプレー剤が乾くまでそこに置いておくことが推奨されます。暑い時間帯の散布や散布後の直射日光により薬害を起こすことがあるので注意してください。病害虫の種類ごとに、必要に応じて他の薬剤も併用します。

 切り戻しを行うと、それまで日光に慣れていなかった葉にも光が当たるようになり、葉焼けすることがあります。そこで徐々に日光に慣らすように鉢の位置を調整することになりますが、ともさんは鉢の移動が面倒という理由で最初から日光をしっかり当てているそうです。

 水やりについては暑い季節には毎日行います。梅雨の時期は、土の表面を確認して夕方まで水がもたない感じなら与え、もちそうなら与えません。乾いていたらたっぷり与えます。

 せっかく咲いている花を切るのがもったいないと感じる人のために、ともさんは「ペチュニア ビューティカル」のボルドーを紹介。これは、今回の動画撮影の10日前に切り戻しを行いましたが、すでに新しい花が咲きはじめています。ペチュニアは成長が早いので、適切なタイミングで切り戻しを行うと新たな花が早く咲くそうです。

 ペチュニアの切り戻しについては例外もあります。例えば「サフィニア PREMIUM」のように枝が横へ伸びていく品種の場合、鉢を壁にかけて枝がしだれるように飾ると中央部が開いて日が当たるので、切り戻しは必ずしも必要ではありません。ともさんは、伸び過ぎた枝のみ先端の芽を摘み取っているそうです。

 ペチュニアの切り戻しについての分かりやすい解説に、コメント欄では「目からウロコでした!」「早めに切り戻ししてあげることが、お花にとってよいんだなぁと学ぶことができました」「5月にペチュニア切り戻ししました。最近また満開になりましたぁ〜。また切り戻ししたいと思います」「今日、ペチュニアとカリブラコアの切り戻ししました。追肥と挿し芽もしておきました。次の開花が楽しみです」「真似しちゃお」といった声が寄せられています。

 ともさんは、ガーデニングに関する情報をYouTubeチャンネル「ともHOME」、Instagram(@tomo626_t)、X(@HOME29866495)で発信中です。

動画提供:YouTubeチャンネル「ともHOME」(@tomohome)

配信元: ねとらぼ

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