
10月18日(土)より放送スタートする、藤本洸大と簡秀吉がW主演を務めるドラマ「修学旅行で仲良くないグループに入りました」(毎週土曜深夜1:00、ABCテレビ※関西ローカル/TVer・ABEMAで見逃し配信、FODにて独占配信)。同作の制作発表会見が10月14日に実施され、藤本と簡の他、共演の桜木雅哉(原因は自分にある。)、福田歩汰(DXTEEN)、清水海李が出席した。
■平凡男子と一軍男子との学園格差ラブストーリー
同作は、隠木鶉による同名小説が原作。修学旅行で“四天王”と呼ばれる一軍男子4人組となぜか同じ班になった平凡男子が、嫉妬深いイケメンに執着されてしまう学園格差ラブストーリーが描かれる。
藤本が平凡でピュアな男子高校生・日置朝陽を、簡がスクールカースト最高位の爽やか男子・渡会紬嵩を演じ、桜木が女子の沼化率No.1の守崎尚哉役を、福田が人懐こい性格のかわいい系男子・仲里晴輝役を、清水が裏表のない性格でコミュ力お化けの堀田颯斗役を務めている。
■簡秀吉「10キロ落として撮影に臨んでおります!」
ステージ上には学習机が並び、作中の教室のような雰囲気。登場した5人が藤本の号令で「よろしくお願いします!」とあいさつしスタートした。
藤本は、自身が演じる日置を「素朴でどこか淡々としている性格の持ち主なんですけど、たまにふとした瞬間にものすごくピュアな一面を持っている、そんな魅力的なキャラクターです」と紹介。「ピュアなかわいさをどう表現できるかを意識して演じました」とこだわりを明かした。
続く簡も、演じる役柄について「一見ミステリアスで、クールで何を考えているか分からない人物なんですけど、中身は愛重めで、好きな人に対してはド執着で…そういう人物です」と説明。さらに「今回、高校生役ってこともありまして、原作の挿絵の渡会がクールでスマートでフェイスラインがすごかったので、今回10キロ落として撮影に臨んでおります!」と気合を見せた。

■「圧倒的なオーラを最初からビシビシと感じてました」
作中では、修学旅行で日置が四天王と呼ばれるイケメン4人組に加わるところから話がスタートするが、4人の“四天王っぷり”について問われ、「見てもらったらわかるんですけど…」と切り出し、「一回立ってもらっていいですか?」と全員を起立させた藤本。「僕、175センチなんですよ。別に低くないじゃないですか。なのに、この中に入ったらめっちゃ小さく見えるというか。多分映像とかだったらよく分かると思うんですけど。こんだけすごい圧倒的なオーラがある。もう最初からビシビシと感じてました」と魅力を語った。
さらにMCから「渡会が水を飲むシーンに四天王っぷりを感じた」と話が振られると、簡は「清涼系イケメンと言われているので、家でもめちゃくちゃ練習しました」と裏話を。「鏡でめっちゃやってました」と陰の努力を語った。
また、桜木は「プライベートでも仲良いくらいの関係性になっています」とにっこり。作品名に“仲良くない”と付いているのに反し、現場では仲を深めていることを明かしていた。
■“近距離シーン”に緊張「変な空気になりましたよね?」

“ドキドキしたシーン”についての話題になると、簡が「修学旅行の2日目、日置とのホテルでのシーンは、渡会がすごくドキドキするシーンだったのですが、それ以上に僕自身がドキドキしていて…」と振り返る。藤本も「僕も一番緊張したのはホテルのベッドのシーンでした」と同意し、「ちょっと変な空気になりましたよね?」と簡の顔を見る。緊張して撮影以外でもなかなか話せなくなっていたと明かしていた。
該当シーンでは他の3人も同じ部屋にいたようだが、「そのシーンは見ていた?」と振られるも、「僕寝ちゃってたかもしれないです」(福田)「僕も寝てました」(桜木)と、“寝る芝居”で本気でしてしまっていたと告白する。そんな中、清水だけは真の“寝る芝居”をしていたとのことで、「藤本&簡のベッドと隣だったので、耳で芝居を聞いていたら、2人のドキドキが伝わってきていました」と語った。

■“修学旅行らしさ”を感じたエピソードを明かす
そして、撮影中“修学旅行らしさ”を感じたエピソードを聞かれると、福田は「5人でいることが多くて、どこか行くたびに、思い出を残すようにみんなで写真を撮り合ったりして。本当に修学旅行にきているようでした」と、ここでも仲の良さを垣間見せる。
続く清水は、「遊園地で撮影をしていた時に5人でアトラクションに乗ったんですが、本気で怖がっている人が一人だけいて…」と話し出し、「簡さんがずっと乗り込まない」と暴露。簡は「22年間生きてきて、一番NG出していますね(笑)。乗り込んだんですけど、ちょっと記憶がなくて。隣に座ってた雅哉の笑い声だけが残っています」と明かしていた。
そんな簡は、「5人で枕投げしたシーンは修学旅行っぽいなと。撮影は段取り・テスト・本番と進むのですが、普段は間合いを見る段取りのときに、楽しくて、渡会紬嵩ではなく簡秀吉として枕を投げてしまいました(笑)」と青春らしい一コマを。
一方、桜木は藤本と2人で肝試しに行ったエピソードを披露。さらに「(肝試しに行った後に、)僕たちが乗ったロケバスが急に動かなくなって…」と恐怖体験を明かし、会場を驚かせていた。

