
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第80回が、7月17日に放送された。りん(見上)が新潟で女学生・久(近藤華)の母であるサワ(磯山さやか)の話を聞く様子や、直美(上坂)が瑞穂屋の文(内田慈)と親交を深めていくなかで、ある真実にたどり着く姿が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■娘のために耐え続けた母と、反発する娘の哀しきすれ違い
ある雪の降る日、女学校の寮に久の母・サワが突然やってくる。家を飛び出してきたというサワの切実な事情を聞き、りんは自分の過去を重ね合わせるのだった。
造り酒屋の嫁であるサワは、実母の具合が悪く、半年前から大きな病院に連れて行きたいと夫に掛け合っていた。やっとの思いで許可を取り付けて病院へ連れて行ったものの、病状は深刻で既に手遅れな状態。ショックに打ちひしがれるサワに対し、夫は酒を飲みながら目も合わせず「寿命だ」と言い捨てたという。
これまで娘の久のためにあらゆる理不尽を耐え抜いてきたサワ。しかし久は、いつも親戚や祖母の顔色ばかりを気にして暗い表情を浮かべる母を反面教師にしていた。「私、お母さんみたいになりとうねえ!」と激しく反発する久の言葉に、サワは深いショックを受けるのだった。

■心を通わせる直美と文 直美が文の部屋で見つけた“決定的なもの”
一方、東京の直美は、腹痛を訴えて仕事を休むようになった文の看病を続けていた。直美は文を「話せば話すほどわからなくなる不思議な人」と感じつつも、どこか心の深いところで惹かれていく。
ある日、文の頼みで直美は牛乳粥を作ることに。「昔アメリカ人のマダムに教わった」という文の話をきっかけに、直美は自身が横浜の山手あたりの教会に捨てられて育ったこと、そして女郎の娘であることを明かす。
「それにしてはまっすぐ育って」と呟く文に、直美は「そうですか?結構ひねくれてますけど」と返す。すると文は「まっすぐひねくれてる」と言い、二人は笑い合うのだった。
だが、そんな穏やかな日々に衝撃の展開が訪れる。いつものように直美が文の家を訪れた際、応答がないため戸を開けて中に入ると、文は静かに眠っていた。その手元を見た直美は、自分が実の母親から贈られたお守りと同じ柄の布を発見する。

■サワと久の親子関係に共感の声、ラストの“母娘の匂わせ”と次週予告に驚愕と期待
久とサワ、互いを思うからこそすれ違う親子関係が描かれた今回。SNSには、「母親は子どもを守るためだったとしても、子どもはそんなお母さんを見て苦しかったのかもね…」「りんちゃん、自分と同じ境遇のサワさんを放っておけないよね」「分かり合えない二人がもどかしい」といった切ない声が集まった。
一方、ラストシーンや次週予告で、文が直美の産みの母親であることを匂わせる演出が入ると、ネット上は騒然。視聴者からは「直美ちゃん、文さんの前だと自然体でいられているよね」「文さん、ずっと環ちゃんをかわいがっていたのはどこかで自分の娘と重ねていたのかな」「次週予告に寛太(藤原季節)が!どう関わってくるの!?」と、驚きとともに今後の展開に大きな期待を寄せる声が多数寄せられている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部


