延焼した場合の行動

写真:PIXTA
飛び火の際には水・土などで消火し119番に連絡
周辺の草木に火が燃え移った場合に備えて、消火用の水を手元に置いておきましょう。水がないときは土をかける、毛布をかけるなどの方法で空気を遮断して消す方法があります。
飛び火が燃え広がりそうだと感じたら大声で人を呼び、ためらわずに消防(119番)に通報するとともに、施設の管理者にも連絡をしてください。
衣類着火は「止まる・倒れる・転がる」後に流水冷却
火が服に燃え移ったときは走り回らず、その場に立ち止まって地面に倒れ、体を転がして火を消します。水道が近くにあれば、服の上から水をかぶってもかまいません。
熱で服が皮膚に張り付いていることがあるので、あわてて服を脱ぐのは厳禁です。火傷を負っていたら流水で冷やしながら、病院に行くか、救急車を呼ぶか判断してください。
<こちらの記事もよく読まれています!>→火元別の初期消火のやり方! 消火器の使い方も解説
まとめ
焚き火は周囲に迷惑をかけない場所で、安全に注意して行いましょう。風のある日は、火の粉が飛んで火事になる危険があるので、行わないようにしてください。
<執筆者プロフィル>
山見美穂子
フリーライター・防災士
岩手県釜石市生まれ。幼いころ両親から聞いた「津波てんでんこ」の場所は、高台の神社でした。
