お車の助手席に用意された、
ふかふかの特等席。
そこに座っているのは、
真っ白でまんまるな
ビション・フリーゼの犬さんです。
カメラを向ける飼い主さんを
じっと見つめながら、
小さなお口をむにむに。
「う〜」「ん〜」と、
低くて優しい声を出し始めました。
お口を閉じたまま声を伸ばしたり、
少しだけ首をかしげたり。
短い声を何度も重ねながら、
飼い主さんへ一生懸命に話しかけています。
おしゃべりが続くうちに、
犬さんのお口も少しずつ大きく開きます。
「あわわわ……」と声を響かせ、
今度はお顔全体を使って熱弁。
黒くて丸いおめめは、
カメラから少しも離れません。
静かな「う〜」から始まったおしゃべりは、
最後には大きなお口で「あわわわ!」
そのうち一緒におしゃべりができるんじゃないかと、
今にも人の言葉が飛び出しそうなほど、
表情豊かにお話ししてくれる犬さんなのでした。

