
まえだ永吉(@eikiccy)さんはブログで『保護者支援もアンタ達の仕事でしょ?』という作品を投稿し、ネットを中心に注目を集めている。保育園で勤務経験のある作者の体験談をもとにフィクションを交えた作品だ。今回は本作の37~42話までをお届けするとともに、作者にワンオペ育児の大変さなどについても話を伺った。

はるとを出産してから育児ばかりで、寝不足の日々が続くあいかさん。ふと鏡で自分の顔を見ると、寝不足で目の下にはクマができ、栄養不足で顔色も悪い…。体重も妊娠前には戻らず、本当に職場復帰ができるのか不安に感じていた。

育児は焦らなくていいのに、はるとが大声で泣き始めると、あいかさんは精神的にも不安定になってゆく。はるとが生後4カ月になり、いよいよ来月からは保育園に入園だ。

義両親からは「こんな小さうちから保育園に預けるなんて…かわいそうじゃない?」などと言われたが、あいかさんはまた仕事ができることに喜びを感じていた。入園初日は2時間の慣らし保育だったが、はるとを先生に預けると、あいかさんの身体がふわっと軽くなる。

初日は大人しかったはるとだが、数日後には朝先生に預けると大声で泣き出して困惑してしまうあいかさん。けれど先生は「こういうときはお母さんが名残惜しそうにすると余計泣いちゃうから!」と丁寧にアドバイスをしてくれる。そして「音喜多さん今日から職場復帰ですよね?」「頑張ってくださいね」と言われ、その言葉に喜ぶあいかさん。

はるとは家では飲まない哺乳瓶も保育園では飲んでいるようで、あいかさんは保育士さんのことを心から尊敬するのであった。
――ワンオペ育児は本当に大変だと思いますが、その点についてまえだ永吉さんはどう思われますか?
私自身は子育て経験がないため実体験として語ることはできませんが、保育園で働いていたころの経験や知人の話を聞く中で、ワンオペ育児は心身ともに非常に負担が大きいものだと感じています。誰か一人の頑張りだけで乗り越えられるものではなく、家族や周囲の支え、そして社会全体でのサポートが大切だと思います。
――保育園に預けてからはると君は数日後に泣き始めましたが、よくあることなのでしょうか?
よくありました。入園当日は状況がわからず普段どおりに過ごせても、数日経って「今から親と離れる時間なんだ」と理解してから泣き始める子は珍しくありません。どんなに小さなお子さんでも、周りの状況をしっかり理解しているんですよね。子どもの成長には驚かされます。
これから保育園でどんなことが起きるのか気になるところだ!まえだ永吉さんはほかにも数多くの作品を描いているので、興味があればこの機会にぜひ一度読んでほしい。
取材協力:まえだ永吉(@eikiccy)
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