ヒルトン東京お台場は7月13日、オールデイダイニング「シースケープ テラス・ダイニング」をリニューアルオープン。東京湾の絶景を望む開放的な空間と、“ウェルネス”をテーマにした新たなビュッフェが登場します。
今回はオープンに先駆けて、ねとらぼ編集部がひと足早く体験してきました。ヒルトン東京お台場は東京都港区にあり、ゆりかもめ「台場駅」直結という好アクセス。2階へ上がると、「シースケープ テラス・ダイニング」が姿を現します。
店内に入ってまず目を奪われるのは、大きな窓いっぱいに広がる東京湾の景色。レインボーブリッジや東京タワー、さらに右手には東京スカイツリーまで望める絶好のロケーションです。白やアイボリーを基調に、シーサイドグリーンをアクセントに取り入れた空間は、コンセプトである「私をほどく、青の特等席」をそのまま表現しているようでした。
そんな空間で味わえるのが、“ウェルネス”をテーマにしたビュッフェ。「ウェルネス」と聞いて、グルテンフリーやベジタリアン向け、低カロリー中心のメニューを想像していたのですが、ビュッフェ台を目にした瞬間、そのイメージはいい意味で覆されました。
「ま、マカロン! とんでもない量のマカロンだ!」。まず目に飛び込んできたのは、色鮮やかなマカロンタワーと華やかなスイーツの数々でした。さらに奥へ進むと、ジューシーなお肉料理や夏野菜を使った一口ピザが並び、シグネチャーメニューの「黒毛和牛もも肉のロースト(ローストビーフ)」まで登場。注文すると目の前でシェフが切り分けてくれるライブ感もたまりません。
反対側には魚料理がずらり。真鯛を丸ごと使ったアクアパッツァや、レアに焼き上げたアトランティックサーモンなど、どれも迫力満点です。冷菜コーナーには、スイーツと見間違えそうなほど美しい前菜が並び、マリネやサラダ、スープなど彩り豊かな料理が食欲をそそります。
ひと通り見終えたところで、お皿を手にいざ実食。真っ先に狙っていたローストビーフをはじめ、魚介と野菜のアヒージョ、冷菜を少しずつ、そしてデザートをたっぷり盛り付けて席へ戻りました。
まずはローストビーフをひと口。“塩こうじで48時間マリネした”とのことだけあって、驚くほど柔らかく、肉のうまみもしっかり。ポークショルダーの韓国風煮込みは甘辛い味付けで、鶏の中国山椒と唐辛子炒めはピリッと山椒風味、さらに夏野菜のパイ生地ピザはトマトソースたっぷりで、この1皿だけでさまざまな味を堪能できます。
そして、控えめに取った冷菜が予想以上のおいしさ。思わず「なぜ大皿で取らなかったんだろう」と後悔するほどでした。柚子ゼリーを添えたシーフードカクテルは爽やかで、サーモンのエスカベッシュは程よい酸味が絶妙。中でも印象的だったのがガスパチョです。初めて口にしましたが、濃厚なトマトの風味と爽やかな後味が見事に調和していて、トマト好きとしては何杯でも飲めそうなおいしさでした。
最後はお待ちかねのデザートタイム。フルーツタルトやチーズタルト、ショートケーキに加え、青りんごやレモン、ブルーベリーなど5種類のムースを盛り付けたものの、「さすがに取りすぎたかも……」と少し不安に。しかし、その心配は不要でした。
タルトはバターの風味豊かな生地に甘さ控えめのクリームがフルーツを引き立て、ショートケーキの生クリームは軽やか。ムースはそれぞれ味わいも中身も異なり、気付けばすべて完食していました。「こんなに食べて、“ウェルネス”とは一体……?」。
そんな疑問を担当者に尋ねると、「心の健康まで含めてウェルネスなんです」とのこと。食材へのこだわりはもちろん、味わい、美しい盛り付け、そして東京湾を望む絶景まで、レストランで過ごす時間そのものが“ウェルネス体験”としてデザインされていました。
また、今回伺ったのはランチタイムですが、おすすめは「マジックアワー」の時間帯だといいます。それは夕暮れから夜へと移り変わるわずかな時間。昼間とはまったく異なる幻想的な景色が広がり、店内もより一層ロマンチックな雰囲気に包まれるとのことでした。
「シースケープ テラス・ダイニング」は朝食からディナーまで楽しめるオールデイダイニング。料理はもちろん、時間帯によって表情を変える東京湾の絶景も魅力のひとつです。せっかく訪れるなら、清々しい「青」の景色を楽しめるランチタイムはもちろん、夕刻から夜景への移り変わりを楽しめる「マジックアワー」を狙って足を運んでみてはいかがでしょうか。
さて、ビュッフェを心ゆくまで満喫した筆者ですが、「あの味を家でも楽しみたい……!」と思っていたところ、同フロアでうれしい発見がありました。7月6日にプレオープンしたテイクアウトショップ「LE CHOU CHOU(ル・シュシュ)」には、宝石のように美しいスイーツをはじめ、本格デリや国産小麦を使った自家製ブレッドがずらり。
店名の「LE CHOU CHOU」は、フランス語で「お気に入り」を意味し、その名の通り思わず手に取りたくなるラインアップがそろっています。ホテルの味を自宅でも楽しめるのはもちろん、ちょっとした手土産にもぴったりですね。
なお現在、同ホテルではリニューアルを記念して、「シースケープ テラス・ダイニング」の朝食やテイクアウトショップで利用できる500円チケット付きの宿泊プランも販売中。リニューアルした客室で、お台場の景色が時間とともに表情を変えていく様子を眺めながら、ホテルステイをゆったり満喫してみてはいかがでしょうか。

