
SUPER EIGHT・横山裕主演の水ドラ★イレブン「今夜もシリアルキラーと待ち合わせ」(毎週水曜夜11:00-11:30、カンテレ・フジテレビ系/FODほかにて配信)が放送中。人と群れない一匹狼の刑事・磯貝史郎(横山)と、殺人鬼に触れると“殺した人数”が見えるという特異な能力を持つ女性・黒井ヒナタ(関水渚)が秘密裏に組み、連続殺人鬼=シリアルキラーと対峙していくバディサスペンスとなっている。このたび、WEBザテレビジョンでは、磯貝の後輩であり、池袋南署刑事課の若手巡査・牧野信一を演じる奥野壮にインタビューを実施。役作りや横山と共演した感想、今後の注目シーンについて語ってもらった。
■台本を信頼して役に向き合う
――本作への出演の話を聞いた率直な感想を教えてください。
素直にうれしかったです。刑事役は経験がなかったので、どうアプローチしようかとワクワクしました。台本を読むとテンポ良く話が進んでいくのでとても引き込まれました。説明の部分もありますが、説明的に感じられなくて物語への没入感がありますし、視覚的、聴覚的にも刺激的な作品だと思います。僕は現場で見られないシーンもたくさんあるので、視聴者として楽しみだなと思いました。
ただ、面白いと思うからこそ、僕の演じた牧野は原作には登場しないドラマオリジナルキャラクターなので世界観を壊さないかという不安はありました。
――オリジナルキャラクターは一から作り上げなくてはいけない大変さがあると思いますが、どのような準備をされたのでしょうか?
僕は台本を読むだけで、特別なことはしないです。体作りが必要でしたらしますが、今回は必要ではなかったですし、台本に全てが書いてあると思っています。あとは現場で自分の考えるキャラクターを見せて、監督とすり合わせていく感じです。撮影に入る前に、牧野が明るくてポジティブな性格であることや、外見的なことを制作スタッフと話しましたが、細かい部分は現場で作り上げて変わっていくものだと思っています。
――奥野さんは牧野のことをどんな人物だととらえられましたか?
磯貝さんに対してラフに話し掛けられる信頼関係があって、磯貝さんをいじったりもできるキャラクターだと思います。
――牧野のほうがいじる側なんですね。“清涼剤的な存在”ということですが、意識されたことはありますか?
特にはないです(笑)。セリフにその空気感が出ているので、何かを意識して演じるというよりは自然に明るい性格を感じてもらえるんじゃないかと思います。
――注目して欲しい見どころやシーンを教えてください。
地上波放送では今どき珍しくなったと思うんですが、タバコを吸うシーンがあったり、他にも刑事としての動きや所作など、細部にこだわりがある演出をしてもらっています。ヒナタの能力はフィクションですけれど、リアリティーも求められていて、その両方をバランスよく楽しんでもらえると思います。
あと、後半に牧野の根幹に触れるような展開が登場します。牧野はどうして刑事になったのか、なぜ磯貝とつるんでいるのか、彼のパーソナリティに迫るエピソードになっているのでぜひ注目して欲しいです。

■横山裕との写真のやり取りに感動
――磯貝役の横山さんと共演された感想を教えてください。
横山さんとは「約束 ~16年目の真実~」(2024年、日本テレビ系)以来の共演で、前回僕はゲスト出演だったのですが、今回はチームとして一緒に作品世界を作ることができてとてもうれしいですし、光栄です。先輩、後輩としてコミュニケーションを取れる役柄でもあるので、喜びを感じています。実際は芸歴30年とおっしゃっていて、僕は10年にもなっていないので、“先輩”と呼ぶのも恐れ多いくらいなんですが、とても自然にお話できています。横山さんは僕に気を遣っているところを見せずにすごくナチュラルにコミュニケーションをとってくださって、距離感の捉え方が非常に上手い方なんだと思います。
――関水さんはいかがでしょうか?
とても明るい方でお話上手な方という印象です。ムードメーカー的な存在で、関水さんがいらっしゃると現場が明るくなります。
――現場では共演の方とどんなお話をされましたか?
横山さんが最近カメラを購入されたみたいで、僕もカメラを持っているので何度か話が盛り上がりました。横山さんが「撮って」と言ってくださり、お互いに写真も撮ったんです。僕の画像フォルダーに横山さんが来た!と感動しましたし、もっとカメラの腕を磨かないといけないなと思いました。まだ、僕の撮った写真はまだお見せできていないのですが、横山さんが撮ってくれた僕の写真は見させてもらったんです。お上手でしたし、横山さんの画像フォルダーに僕の写真がある!とやっぱり特別な気持ちになりました。

■「下剋上球児」の共演者とは今も交流
――奥野さんはこれまで数多くの作品に出演されていますが、交流が続いている共演の方はいらっしゃいますか?
「下剋上球児」(2023年、TBS系)のキャストは今でも仲がいいです。生田俊平くんや、小林虎之介くん、兵頭功海くん、伊藤あさひくん、中沢元紀くんにはよく会います。ご飯に行ったり、ゴルフやジムにも行ったり、同年代だから話も合うんですよね。
――お仕事の話もされますか?
あまりしないですね。「ドラマ、見たよ」とかはたまに言ってくれたりしますけど、僕は映画やドラマを普段あまり見ないんです。ときどき海外の話題の映画を見るくらいかな。最近は「Michael/マイケル」を見ました。面白かったですし、制作費と時間をしっかりとかけて作り上げた作品だと感じました。僕はもともとマイケル・ジャクソンが好きで、「Beat It」のDVDもよく見ていたんです。キャストの方はとてもよく似ていて、研究されたんだろうなと感じました。
――では、最後に視聴者の方にメッセージをお願いいたします。
牧野は原作にないキャラクターなので、このドラマにどう関わっていくのか、牧野の物語がどう進んでいくのか、僕と一緒に楽しんでもらえると嬉しいです。奥が深いドラマなので真剣に見ていただくこともできますし、気軽に見てもらうこともできると思うので、ぜひそれぞれの楽しみ方で作品に触れていただければと思います。
◆取材・文=入江奈々






