
コミックの映像化や、SNS発の話題作が次々と生まれている今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、電子書籍などで刊行されている『働く!くよくよ犬 』(KADOKAWA)シリーズのエピソード『格の違いを見せつけられる』を紹介する。作者のろふさんが4月27日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、4500件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では作者であるろふさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■「登場人物全員が優しい世界」 共感と癒やしにあふれるオフィスギャグ

周囲に気を遣いすぎて、いつも一人で反省会を開いてしまう主人公・イヌ。繊細だからこそ共感できる悩みと、思わず心が温かくなるやり取りを描いた本作は、「登場人物全員が優しい世界」に癒やされるほのぼのオフィスギャグ漫画だ。
今回投稿されたエピソードはオフィスで何やら手にメモを書き込んでいるネコくんと、それを見かけた臆病な新入社員・コジカのお話。「何してるんですか?」と尋ねてみたところ、ネコくんは「忘れっぽいから手に書いてる」と朗らかな笑顔で答える。
その言葉を聞いたコジカは「ぼ…僕もですよ」と勇気を出してびっしり書き込んだメモを見せるのだが、ネコくんは「本当だ」と言ったあとに突然自分の腕をぴしゃりと叩く。その理由は“やっぱりネコくんには敵わない”とコジカに感じさせるもので…。
読者からは、「クスッと笑えて、心がじんわり温まる作品」「この作品読むとちょっと頑張ってみようと思える」「ゆるゆるなのがいい」など、多くのコメントが寄せられている。
■実体験から生まれた“優しい世界” 日常の失敗が漫画の原点

――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください
手に書いた文字を虫だと誤認してヒヤッとしたことがきっかけだったと思います。叩きはしませんでしたが!ネコくんなら叩くだろうな…みたいな感じで膨らませていったと思います。
――ネコくんの強烈なキャラクターは、どこから着想を得たのでしょうか?
職場の方々です。忙しくて常に走り回って、でもなんか軽やかに見える人!忘れっぽエピソードには自分のエッセンスもかなり入っていますが…。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
なぜか忘れっぽさで張り合おうとするところが気に入ってます。ネコは張り合う気がないけど、意図せず力の差を見せつけてしまうところも。真の強者って感じで…。
――普段作品のストーリーやキャラクターデザインはどのようなところからアイデアを得ているのでしょうか?
ストーリーは実体験から得ることが多いです。この漫画をやろうと思ったのも、日々の失敗やしょうもない出来事を漫画にして昇華したいと思ったのがきっかけでした。前にラジオの人が、「何か嫌なことがあった時もラジオで話すネタができてラッキー!と思う」っていう話をしていて、それが羨ましくて始めたみたいなところもあります。ちなみにその境地には全然達せません!あと、キャラデザは周りの人から得ることが多いです!
――今後の展望や目標をお教えください。
くよくよ犬たちを長く描き続けることです!新しいキャラクターとかも出せたらいいな。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも読んでくださる方がいること、1番のモチベーションです。本当にうれしすぎる!!ありがとうございます!!

