
脇田アイコ34歳は絶賛婚活中。「35歳まであと4ヶ月!」と結婚を焦るアイコは思い切って婚活アプリを始めた。そしてマッチングしたのは29歳のこうき。年下で見た目も悪くなく、大手IT企業勤めで将来も安泰…条件がいい相手とマッチングできて喜んでいたアイコだったが、初めてのデートで“1円単位”のワリカンを要求されてドン引き!「女はおごられると大事にされてると感じる」と伝えるアイコに「それって対等じゃなくないですか?」と返すこうき。こんな男はナシ!と思っていたアイコだったが、これまでの男とは違う価値観を持つこうきに少しずつ惹かれ始めて――?
昭和の考えを持つアラサー婚活女子と合理主義な年下男子が恋を通じて価値観をアップデートしていく『「女はおごられて当然」と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話』(著者・コニシナツコ)から全6回連載でお届け。今回は第4回となる。
前回、もう一度、婚活相手のこうきと会うことになったアイコ。張り切ってデートに臨むが、またしてもこうきはアイコにとって残念な行動を取ってしまう。待ち合わせ場所は、駅の改札だったのだが…?









