2歳の息子を自転車に乗せて、買い物へ行った帰りの出来事です。私は商品が詰まったエコバッグと息子を自転車に乗せていました。そのとき、お店からサングラスをかけた50代くらいの男性が出てきて、私たちをじろっと横目で見てから近くに停めてあった軽トラに乗り込みました。その後、男性の行動に驚かされることに……。
強面男性がした想定外の行動
私はその男性のことを「強面でちょっと怖かったな……」と思いつつ、自転車を押して帰ろうとしました。しかしその瞬間、自転車が突風に煽られ、倒れそうになったのです。
何とか持ちこたえたものの、前カゴにのせてあった荷物は地面に散らばってしまいました。そこへ先ほどの軽トラが来て、私たちの前で停車。私は散らばった荷物が軽トラの進路を塞いでいることに気づき、慌てて自転車を停めて荷物を拾おうとしました。
すると、強面の男性がわざわざ降りてきて、「お母さん大丈夫？ 荷物は拾うから、自転車とお子さんを見てて！」と言い、ササッと荷物をまとめて自転車のカゴに乗せてくれたのです。男性の見た目と行動のギャップに驚きつつ、車を降りてまで助けてくれたことがとてもうれしかったのです。
つい見た目だけで怖い人と決めつけてしまったことを反省すると同時に、困っている人を見かけたら、この男性のように迷わず助けに行けるような人になりたいなと感じた出来事です。
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親切な方に助けてもらえたようでよかったです。男性が「お子さんを見てて！」と心配していた通り、自転車にお子さんを乗せたままにするのは危険です。お子さんを乗せた自転車は、たとえストッパーで止めていたとしても倒れるおそれがあるので、乗せたまま手を離したりその場を離れたりしないでくださいね。
著者：柚子野かおり／20代女性・主婦。2歳の息子と5歳の娘を育てる母。長女の出産を機に子ども英会話の講師から専業主婦に。年1回の家族旅行を楽しみに、日々子育てに奮闘中。
イラスト：さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
