中村海人“輝元”が元ホテルマンの警備員・勝村政信“鏑矢”から学ぶ、ギャルソンとしての新たな目標<ミッドナイト屋台2>

中村海人“輝元”が元ホテルマンの警備員・勝村政信“鏑矢”から学ぶ、ギャルソンとしての新たな目標<ミッドナイト屋台2>

輝元(中村海人)は屋台のテナント料のため警備員のアルバイトをする
輝元(中村海人)は屋台のテナント料のため警備員のアルバイトをする / (C)東海テレビ/NTTドコモ

WEST.・神山智洋が主演し、Travis Japan・中村海人が共演するドラマ「ミッドナイト屋台2~ル・モンドゥ~」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)の第3話が7月18日に放送された。資金難のため輝元(中村)が警備員のアルバイトをすることに。そこで貴重な出会いがあった。(以下、ネタバレを含みます)

■天才フレンチシェフと落ちこぼれ僧侶が大都会で屋台をオープン

2025年4月~6月に放送されたハートフルグルメドラマ「ミッドナイト屋台~ラ・ボンノォ~」の続編で、2025年7月~10月にLeminoで配信された「ミッドナイト屋台2~ル・モンドゥ~」の地上波放送が決定。

シーズン1では、すご腕のフレンチシェフ・遠海翔太(神山)と鋭敏な舌を持つ落ちこぼれ僧侶・方丈輝元(中村)が夜の寺の境内で屋台をオープン。悩みを抱えた客と心を通わせながら、新たな一歩を踏み出していく様子が描かれた。

今回のシーズン2では、翔太と輝元が寺の境内を飛び出し、大都会・横浜で屋台営業に挑戦することに。新天地はまさかの商業ビルの廃れた地下スペースで四苦八苦しながらも、夜な夜なさまざまな問題を抱えた客たちに心温まる料理と説法で癒しを届けていく。

■輝元は警備員のアルバイトをすることに

翔太と輝元の屋台は、相変わらず客が増えず、テナント料すら支払えない状況に。そんな2人に、ビルオーナーの桂華(浅野ゆう子)は警備員のアルバイトを紹介する。

三ツ星獲得のため地元の食材を使いたいと願う翔太のためにも、自分が稼ぐと輝元。翌日、指定の場所に出向くと、たびたびビルで会っていた警備員・鏑矢が出迎えた。超がつくほどまじめな性格で、完璧に仕事をこなす鏑矢の下、警備員としてのノウハウを学んでいく。

鏑矢の気遣いに感動した輝元がそれを翔太に話していると、桂華が鏑矢は一流ホテルで長くドアマンとして勤めていたのだと明かした。

しかし、そのことを輝元が鏑矢自身に聞くと、鏑矢の表情が雲った。実はリストラで辞めたのだった。

■鏑矢が語るおもてなしの心

そんなある日、ホテル時代の常連夫婦を見かけた鏑矢があいさつをすると、夫婦は「どちらさま?」と不審がり、そのまま立ち去ってしまった。

そのときの気持ちをひきずって、警備員の仕事時間を終えて屋上で落ち込んでいた鏑矢。心配した輝元が話を聞いていると、屋台が多忙になった翔太から連絡が入った。

慌てて戻り、屋台を手伝い始めた輝元だったが、酔っぱらっているサラリーマンとぶつかってワインをスーツにこぼしてしまう。騒動の中、鏑矢が現れ、その場を取り成してくれた。

その様子を見て、翔太も鏑矢が輝元から聞いた通りの人となりだと感心。「あの人にもここで何か食べてもらいたいな」とつぶやき、輝元も同意した。

翌日、輝元は警備員の仕事の休憩時間に鏑矢に前日のような対応はどのように身に付けたのかと問いかけた。「昨夜の私の立場で、お客さまの立場を考えて立ち回っただけです」と鏑矢。続けて「方丈さんは、方丈さんなりのおもてなしの心を現場で出せばいいんです。テクニックではなく、本心で」と語った。

そんなとき、鏑矢が勤めていたホテルの閉業が発表された。前日の常連夫婦のことも含めて、深く落ち込む鏑矢は「もう私のやり方は、時代に合わないんでしょうかね」とポツリ。

輝元は鏑矢を屋台に来てくれるよう誘った。

■鏑矢との交流を経験し、輝元はギャルソンとして大切にしたいことを思う

翔太から鏑矢の好きな食べ物がゆで卵だと聞いていた翔太が作った料理は「ウフマヨネーズ トリュフ風味」。半熟のゆで卵にトリュフオイルで風味を出したマヨネーズソースをかけた、フランスのソウルフードだ。

「卵を茹でて、マヨネーズをまとわせただけですが、長く愛される定番です。また、置かれる場所によっては、脇役にも主役にもなれる」と翔太。それに輝元が「なんか、鏑矢さんみたいだなと思って」と続いた。

ただ、鏑矢は「かいかぶり過ぎです」と言った。これまでかつて働いていたホテルのホスピタリティー精神で客に接してきたつもりだったが、それは表向きで、「本当は誰かに認められたいという欲が根っこにあったんだと思います」というのだ。

そんな鏑矢のことを、輝元は仏教用語で「少欲知足(しょうよくちそく)」だと称した。「少しの欲望で満足し、現状に感謝する」という意味だ。「欲って一見よくないイメージがあるんですけど、実はいい欲だってあるんです。人のために尽くしたいって思いだって欲だし、人に認められたいって思いだって欲です。でも、どちらの欲も悪い欲だとは思いません」と輝元。

それでもまだ自信を失ったままの鏑矢に、翔太はかつて人生をあきらめかけていたときに、卵をきっかけに輝元と出会い、屋台を始めた経験を話した。そして「終わりは始まりなんです」と励ました。涙ながらに翔太の料理を食べ終えた鏑矢は元気を取り戻した。

鏑矢の一件で、「食べ物と人生って、やっぱり切り離せない」と痛感した輝元。「もっと勉強して、そこの部分をうまく橋渡しできたら」と、屋台のギャルソンとしての思いを新たにするのだった。

SNSには「輝元の説法が沁みる」「この回めちゃくちゃ好き」「頑張ってる人が報われるほっこり回」「鏑矢さんのお話、いい話だったなぁ」「翔太と輝元の絆が見える回でもあった」などの反響が寄せられた。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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