アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
施設で暮らす母・あーちゃんは、いまだに何を話すにしても、自宅で生活を続けているという前提で話します。先日も、姉・なーにゃんがお友だちへのプレゼントに買ったハンドクリームを見て「ずいぶんいいお値段するのねえ」とつぶやき、自分は近くのスーパーでお手ごろ価格のものを買って使っていると話していました。しかし、実際には施設に入所したときにハンドクリームを持ってきておらず、スーパーでハンドクリームを買っていたのは、自宅にいたときの話なのです。でも、施設での暮らしになじめていないのかと思えば、介護認定のときには、施設で暮らしている期間を「3年くらいかしら」と答えていて、施設で生活していることを理解しているのかどうかは、謎のままです。
甘いものへの欲求が抑えられない
自分が大事だと思っているものは、とにかく隠してしまうあーちゃん。お金や指輪を隠すのならまだ理解はできるのですが、先日は誰も盗らないような、あーちゃんの名前が書かれている個人宛のバースデーカードまで隠していました。さらには、隠しているうちに買ったことを忘れてしまうものや、何かはわからないけれど、大事なものだと思って隠してしまうものもあり、ワフウフさん姉妹も困惑気味……。認知症と物を隠すという行動は、切っても切り離せないものなのだと痛感しています。

あーちゃんが暮らす施設内の自販機には、あーちゃんが大好きな甘いコーヒーが売っています。日に何度も買うようになってからは、持病の糖尿病の悪化を心配して購入を禁じることに。お財布の中にメモを入れたり、言い聞かせたりして、なんとかあーちゃんの頭にインプットしてもらいました。

施設内で週に何度かある「お茶」の時間では、コーヒーが振る舞われます。あーちゃんは砂糖を入れて飲んでいて、週に何度かなら……と容認していました。

しかし、先日なーにゃんが部屋を掃除している際に、自販機で売っているペットボトルの甘いコーヒーを発見……! なーにゃんが「いつのかわからないから、捨てる」と言うと「今日買った」と言うあーちゃん。

その日は、お茶の時間があったので、すでに砂糖入りのコーヒーを飲んでいるはず。さらに飲むわけにはいかないと言うと、あーちゃんは目の前に証拠品があるにも関わらず「買ってないわよ」と涼しい顔。

買ってないなら、目の前のペットボトルは……? と、なーにゃんが問い詰めると「だいぶ前のやつじゃないかしら?」と、とぼけるあーちゃん。

だいぶ前のやつなら処分しなくちゃ……!

なーにゃんが、もう買わないように諭すと「知ってるわよ。だから買ってないわよ」と返してきます。

決して自分が買ったとは、認めようとしませんでした……。

少しだけ糖尿病の数値が悪くなったあーちゃん。施設で暮らすようになってから、半年で5kgほど太ったこともあって、再度気を引き締めて甘いものを食べさせないようにしようと、姉妹で話していました。

しかし、当の本人はそんなことを気にする様子もなく、外食へ行ってもスイーツメニューに釘付け。

好きなだけ甘いものを食べるのはダメだと、姉妹で説得します。

いろいろな理由を話し、甘いものはダメだとわかってもらおうとしますが……。

施設の食事が物足りないと言いだすあーちゃん。

こちらも負けずに説得を続けますが……。

全然響いていないようです……。

時間をかけて説得したのに……。

全然伝わらない……。
施設内にある自販機には、あーちゃんが大好きな甘いコーヒーが売っています。日に何度も買うようになったので、糖尿病の悪化を心配した私たちは、甘いコーヒーの購入を禁じました。お財布の中にも「コーヒーは買わない!」というメモを入れたり、繰り返し言い聞かせたりして、なんとかあーちゃんの頭の中にインプットさせたのですが……。あーちゃんは、施設内で週に何度かある「お茶」の時間で、振る舞われたコーヒーに砂糖を入れて飲んでいたようなのです。まあ、週に何度かくらいならいいかと、黙認することに。
しかし先日、あーちゃんの部屋にペットボトルの甘いコーヒーが隠してあるのを、なーにゃんが発見……! いつのかわからないから捨てると言うと「今日買った」とのこと。でも、その日はお茶の時間にコーヒーが振る舞われて、砂糖を入れているはず。それなのに甘いコーヒーを飲むのはダメだと諭したところ、「買ってないわよ」と、証拠品を前にすっとぼけてきました。あーちゃんはコーヒーを買ったことを決して認めようとしていなかったのですが、自分ではコントロールできずに買ってしまうのかもしれません。施設内で現金を必要とすることはないので、もうお金を持たせるのはやめようと思います。
直近はいい状態で推移していたあーちゃんの糖尿病の数値は、ここにきて、ちょっぴり悪くなってしまいました。実はあーちゃん、施設で暮らすようになってから、半年で5kgも太っていました。ストレスから解放されて、いわゆる「幸せ太り」のような状態なのだと思いますが、糖尿病と体重のためにも、あまり頻繁に甘いものを食べさせないようにしようと思っています、しかし、当の本人はそんなことをまったく気にする様子もなく、外食に行けばスイーツメニューに釘付け。目を輝かせながら甘いものを欲するあーちゃんの説得は、ラクではありません。
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好きだとわかっているものを制限しないといけない状況は、本当につらいと思います。でも、やはり健康のことを考えると、心を鬼にするしかないですよね。我慢した分、糖尿病の数値が安定してくれることを願いたいですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者/ワフウフ
昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。
2023年4月、書籍「アルツフルデイズ 笑いと涙の認知症介護」発売。

