
コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、『GANMA!』で掲載されている、なつみかんさんの読切作品『エンドロールはおあずけで』をピックアップ。
GANMA!アンバサダーのさざみさんが6月4日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、2,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、なつみかんさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
■記憶喪失になってしまった好きな人

結依は幼馴染みの紡に恋心を抱いて3年。“告白されて始まる恋”を夢見ていた結依は、紡にデートに誘われいよいよ告白されると思っていた。しかしデート当日、紡は事故に遭い記憶喪失になってしまう。
事故後、結依以外の女子には塩対応だった紡は、結依にまで冷たく接するように。諦めきれない結依は、なんとか思い出してもらえるように手をつくすが、
「鬱陶しい」「忘れた過去なんてどうでもいいし」
と言われてしまう。紡を慕う女子たちからもつらく当たられた結依だったが、この恋をあきらめることはできない、と
「忘れちゃった記憶よりもっと楽しい思い出を一緒に作ろう!」
と紡に言う。好きになってもらえるよう頑張ると言う結依に、紡は“彼女役”になって、と提案してきて…?
作品を読んだ読者からは、「記憶戻って欲しいなぁ…」「ドキドキする展開で面白かった」「この続きがおあずけなんて耐えきれない」など、反響の声が多く寄せられている。
■作者・なつみかんさん「今後も変わらず少女漫画を描いていきたい」

――『エンドロールはおあずけで』は、どのようにして生まれた作品ですか?きっかけや理由などをお教えください。
前作の連載終了が決まり次作はどうしようかとネタ帳を見たら、記憶喪失ネタが書いてあったのがきっかけだったかなと思います。(それをネタ帳に書いた頃のことは覚えていません…!)
元は「遠距離恋愛をしていた幼馴染が帰ってきたら記憶喪失になっていた!」みたいなお話だったのが、最終的に今の形になりました。
――今作を描くうえで、特に心がけた点や大切にしていたことなどをお教えください。
記憶喪失後の紡は結依に対しても酷い態度を取ってしまうので「嫌なキャラ」にはならないように気を付けました。
この作品に限らずですが、キャラクターの好感度は常に気にしています。完璧な人はいないけど人として好きになれるような表現ができればと思っています。
読み終わったときに「この2人が幸せになれるといいな」と思っていただけていれば嬉しいです!
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
結依が「紡くんが忘れちゃった記憶より、もっと楽しい思い出を一緒に作ろう!」と言うシーンが気に入っています。
「忘れた記憶を思い出してもらおう」と行動していた結依が、これからの未来に目を向けて宣言するシーンです。
忘れた過去が戻るかは分からないけど未来はいくらでも作っていける、そんな前向きで青春って感じが好きです!
――普段漫画作品を描かれる際、作品のストーリーやキャラクターなどはどのようなところから着想を得ることが多いですか?
漫画やアニメなどが好きなオタクなので、その時見た作品から影響を受けることも多いです。
「私もこんなジャンル・キャラが描いてみたいな~」と思ったらとりあえずメモしておいて、後々それを見返して考えたりします。
だいたいが「こんなの描いてみたい」と思ってから実際に描くまでに時間が空きがちなので、結局全然違うものになることが多いです笑
あとは不意に「こんなシーンやシチュエーションが描きたい」とか思い付くこともあるので、それに合うキャラやストーリーを考えることもあります。
――なつみかんさんが今後挑戦してみたいジャンルやテーマがありましたらお教えください。
やっぱり少女漫画が一番好きなので、今後も変わらず少女漫画を描いていきたいです。
その時一番描きたいと思えたものを描ければなと思っています。
ラブコメに振り切ったような作品はいつか描いてみたいです!
――最後に読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
いつも応援してくださる皆さま本当にありがとうございます!
作品やキャラクターを好きと言っていただけることが何より嬉しいです。
また作品を発表できるように日々頑張っておりますので、今後もよろしくお願いいたします!
前作『推しのファンサに恋はしない』も電子書籍最終巻が発売となりましたのでそちらもぜひ!

