不倫相手は自分を一番に思ってくれていない、彼の言葉に目が覚めたわたしは…|カレは最後までイカナイ

不倫相手は自分を一番に思ってくれていない、彼の言葉に目が覚めたわたしは…|カレは最後までイカナイ

家に帰れなくなったE原さんを1晩泊めてあげたS葉さん。E原さんは、彼女に不倫相手のために時間を使うのは勿体ないと言いました。その言葉を聞いてS葉さんは動揺します。

©kamiya.tsukami

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E原さんは、S葉さんが不倫相手・M生と過ごす時間を「勿体ない」と思っていました。

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E原さんの言葉は、S葉さんに対するM生の不誠実な態度を彼女に気づかせようとしているように聞こえます。

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言われなくてもわかっていることを言われ悔しい気持ちのS葉さん、そんな彼の言葉にかなり動揺しています。

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E原さんは、昨夜「始発の時間まで」と言った通り、早朝にS葉さんの部屋から出ていきました。

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E原さんは、S葉さんの不倫を軽蔑するどころか、彼女を気遣うような言葉をくれました。S葉さんもその言葉に心が動いたのか、M生に「もう会わない」というメールを送ります。S葉さんにとってE原さんは、不倫をやめるきっかけをくれた人になったのです。

男性にも性の悩みはあるもの、一人で抱え込まずパートナーと一緒に解決を

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この作品は、主人公・S葉さんの恋人であるE原さんが抱える、男性側の性に関する悩みにどう向き合っていくかが描かれたお話です。恋人として戸惑いながらも、S葉さんが少しずつ相手の気持ちに寄り添い、一緒に向き合っていく姿が丁寧に描かれています。

ひとり暮らしを始めたS葉さんは、ひょんなことから隣の部屋のE原さんと知り合い、やがて恋人関係に発展。性行為では男性側はいわゆる「イク」という射精があるもの。しかし、S葉さんはE原さんと何度体を重ねてもカレが射精をせずに行為を終わらせてしまうことに混乱します。

S葉さんが自分が原因なのかと悩む中、やがてE原さんが「膣内射精障害」だということがわかりました。E原さんは病気というわけではないと病院に行くことをためらいますが、S葉さんは彼を責めることなく、気持ちに寄り添いながら少しずつサポートしていきます。その姿勢がきっかけとなり、E原さんも自らの状況を受け入れ、専門の病院へ足を運ぶようになります。そこで、同じ悩みを持つ男性たちが少なくないことや、パートナーと一緒に治療に取り組むカップルもいることを知るのです。

性に関する悩みは、なかなか人に言いづらく、一人で抱え込みがちです。でも、どちらか一方が抱える問題であっても、ふたりで共有し、協力し合うことで乗り越えていけることもあるはずです。また、このような性にまつわる課題は、若いうちから正しい知識を持つことも重要です。家庭の中で安心して話せる雰囲気があると、将来大きな悩みを抱えずに済むかもしれません。この作品は、パートナーとの関係や性との向き合い方について、あらためて考えるきっかけを与えてくれる内容となっています。

記事作成: akino

(配信元: ママリ

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