乗れば乗るほど“疲労感”も回復!?家族でのおでかけに最適な新型「日産キックス」その魅力をとことん深掘り

乗れば乗るほど“疲労感”も回復!?家族でのおでかけに最適な新型「日産キックス」その魅力をとことん深掘り

SUVらしい存在感と上質感を兼ね備えたエクステリア(外装)に加え、「e‑POWER」による力強くなめらかな加速性能や高い静粛性も誇り、多くのユーザーから支持を得てきた「日産キックス」。その2代目となる新型「キックス」が2026年6月にリリースされ、多方面から注目されている。ウォーカープラス編集部は、2026年7月6日に都内で行われた同車の試乗会に参加。こちらで試乗体験した「キックス」について、その特徴や人気の理由を解説する。購入を検討している人は参考にしていただきたい。
2026年6月にリリースされたばかりの2代目新型「キックス」
2026年6月にリリースされたばかりの2代目新型「キックス」 / 撮影:ソムタム田井


■新型「キックス」の機能、デザイン、安全性に注目
2代目となる新型「キックス」は、力強く躍動的なエクステリアと高品質なインテリアに加え、大幅に燃費を向上させた第3世代「e‑POWER」(日産独自のハイブリッドシステム)や、モデル初搭載となる電動駆動4輪制御技術「e‑4ORCE」などを搭載。日常からレジャーまで、幅広いシーンで活躍するコンパクトSUVへと進化を遂げた1台を、同社にて日本マーケティング&セールスを担当する執行職の杉本全さんは以下のように語る。

「『キックス』は日産のコアモデルとして、日本市場で初となる第3世代『e‑POWER』を搭載し、電動化技術の価値をより多くのお客様にお届けする重要なモデルです。デザイン、走り、快適性のすべてに日産ならではのこだわりを込め、大人の“遊び心”を刺激する1台に仕上げました」

そんな同車の特徴を、機能、デザイン、安全性という3つのポイントに注目する形でまとめてみた。
2WDと4WD、2種類の「日産キックス」の試乗ができた
2WDと4WD、2種類の「日産キックス」の試乗ができた / 撮影:ソムタム田井


■機能:第3世代「e‑POWER」&「e‑4ORCE」で走りと静粛性が進化
新型「キックス」ではパワートレインを刷新し、日本市場において初となる、モーター、発電機、インバーター、減速機、増速機の5つの主要構成部品を一体化した5-in-1「e‑POWER」電動ユニットを採用している。これにより、小型・軽量化とともに高剛性化の実現に成功。1.4リットルの発電特化型エンジン(HR14DDe)を組み合わせることで、パワートレイン全体としての燃費性能および静粛性も向上している。

さらに「e‑4ORCE」の採用により、トルクを向上させたモーターとブレーキを統合制御することにも成功。これらに加え、高剛性ボディと新設計のサスペンションによって、コーナリング時の安定した走りと、路面の段差における揺れを抑えた快適な乗り心地を両立しているのも、特筆すべきポイントといえるだろう。ちなみにドライブモードには、「キックス」としては初採用となるSNOWモード(e-4ORCEのみ)が設定されており、雪道をはじめとするさまざまなシーンに応じた走行も可能となっている。
第3世代「e‑POWER」と「e‑4ORCE」を採用した「日産キックス」
第3世代「e‑POWER」と「e‑4ORCE」を採用した「日産キックス」 / 撮影:ソムタム田井


■デザイン:力強いエクステリアデザインと上質なインテリア
エクステリアデザインでは先進的で大胆な外観を採用しており、力強く、アスリートのような存在感のあるたたずまいを表現。アメリカンフットボールのヘルメットから着想を得たフロントフェイスには、特徴的なシグネチャーランプが目を引く、水平基調でワイドなグリルを採用している。
アメリカンフットボールのヘルメットから着想を得たフロントフェイス
アメリカンフットボールのヘルメットから着想を得たフロントフェイス / 撮影:ソムタム田井


最上位のGグレードでは、バンパーなどの外装部品に上質な黒色グロス塗装を施し、XおよびX+、Xシンプルパッケージのフロントバンパーとサイドシル、リアバンパーには、スニーカーソールから着想を得たディンプル(ポリゴン)パターンを採用することで、遊び心のある個性を表現。リアでは、特徴的な口の字型の黒いグラフィックと、車幅いっぱいに配置したテールランプにより、SUVらしい存在感を強調しているのもおもしろい。
バックランプのデザインにもこだわりが
バックランプのデザインにもこだわりが / 撮影:ソムタム田井


一方のインテリアは、モダンで開放的な“居心地のよい空間”を目指したそうで、インストルメントパネル、センターコンソール、ドアトリムには、合皮やファブリック素材で仕立てたソフトマテリアルを採用。上質さと触れたときの心地よさを追求している。また、クラストップレベルのニールーム、ヘッドルーム、後席室内幅を確保するとともに、乗員の負担を軽減するゼログラビティーシートも後席左右に採用しており、後席の快適性は格段に向上している。
広々とした車内空間を誇る
広々とした車内空間を誇る / 撮影:ソムタム田井


さらに、Google搭載のNissanConnectインフォテインメントシステムと、12.3インチのデュアルディスプレイを採用した統合型インターフェースディスプレイ(グレード別設定)を搭載しており、インテリアの高品質感と直感的な操作性を両立させているのも、同車ならではの特色といえる。ボディカラーには「e‑POWER」の先進性やクリーンさを表現した「レゾナンスブルー」を採用した2トーンをはじめ、全9種類がラインナップしており、自身の感性に合ったカラーを選べるのもうれしい。
インストルメントパネル、センターコンソールにもこだわりが光る
インストルメントパネル、センターコンソールにもこだわりが光る / 撮影:ソムタム田井

インストルメントパネル、センターコンソールにもこだわりが光る
インストルメントパネル、センターコンソールにもこだわりが光る / 撮影:ソムタム田井


■先進安全装備もさらに充実
360度セーフティーアシストのもと、先進運転支援技術「プロパイロット」を全車に標準装備。そのうえで新たにフロントワイドビュー、インビジブルフードビュー、3Dビュー機能が搭載されたインテリジェントアラウンドビューモニターを採用しており、見通しの悪い交差点やフードで隠れた路面などの死角を可視化することで、ドライバーの視界をサポート。これらにより、運転時のストレスの低減が期待できる。

また、インテリジェントエマージェンシーブレーキも機能が向上しており、交差点での歩行者や対向車、交差車両の検知性能が強化。衝突回避を支援してくれるほか、インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)&BSW(後側方車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報)なども新たに搭載しており、後側方の安全支援が大幅に強化されているのも、日産のこだわりが光るポイントといえる。
後側方の安全支援が大幅に強化されているのも「日産キックス」の特徴の一つ
後側方の安全支援が大幅に強化されているのも「日産キックス」の特徴の一つ / 撮影:ソムタム田井


■担当者がおすすめする新型「キックス」ならではの訴求ポイント
新型「キックス」のターゲットカスタマーは、40代後半の夫婦および小学生~高校生の子どもがいる家庭とのことで、試乗会の終了後、「そうした顧客層に向けた同車の訴求ポイント」を伺ってみることに。担当者によると「広々とした車内空間」「シートの座り心地」「ラゲッジルームの使いやすさ」がアピールしたいポイントだそう。
インテリアのテーマは「モダンで開放的な“居心地のよい空間”」
インテリアのテーマは「モダンで開放的な“居心地のよい空間”」 / 撮影:ソムタム田井


「後席がかなり広くなっていて、前の席に膝がぶつからないくらいのスペースを確保できる、というのがまず一つ。そのうえで、ドライバー席はもちろん、後席にも体重を分散するゼログラビティシートを採用しているので、長時間座っても疲れない構造になっています。座った瞬間は柔らかいのですが、ホールド感があって滑らない仕様になっているのもポイントですね。あと、コンパクトSUVでは珍しく、後席もリクライニングになっているので、走行中にゆっくりとお休みになれるのも新型『キックス』の特徴です」
後席にもゼログラビティシートが採用されている
後席にもゼログラビティシートが採用されている / 撮影:ソムタム田井


「そして、ラゲッジルームの開口部のデザインにも改良が加えられていて。積み込める容量は以前のモデルと変わらないのですが、つっかえていた部分をすっきりさせることで、ゴルフバッグやベビーカー、キャンプで使うテーブルなど、大型の荷物もスムーズに積み込めるようになっています。それと、これは追加オプションになるのですが、ラゲッジルームには100V AC電源(1500W)を取り付けることもできます。これにより、キャンプに行った際に電気ケトルでお湯を沸かしたり、プールや海に行った際には後席でお子さんが髪を乾かしたり…と、使い勝手を考慮した機能を多数搭載している点もアピールしたいポイントです」

筆者自身が実際に試乗して感じたところだが、同車は「揺れの少なさ」も特筆すべき要素の一つ。前後の高出力モーターと4輪のブレーキを統合制御する電動駆動4輪制御システム「e‑4ORCE」により、加速・減速時の姿勢変化が最小限に抑えられるため、乗り物酔いしにくい点は、家族でのおでかけの機会が多い家庭にとってはうれしいポイントといえるだろう。このほかにも機能面では、ピタッと走行レーンをキープする「プロパイロット」も活用してほしい、と担当者は語る。
アメリカンフットボールのヘルメットから着想を得たフロントフェイス。こちらは4WD
アメリカンフットボールのヘルメットから着想を得たフロントフェイス。こちらは4WD / 撮影:ソムタム田井


「ご家族で遠出をされたり、旅行に行かれるときにこそ『プロパイロット』を使っていただきたいですね。たいていの場合、お父さんが行きも帰りも運転されると思うのですが、『プロパイロット』を活用すれば疲れが大幅に軽減されます。ですので、目的地に着いた時点で疲れてしまう…といったことにはならず、ご家族で一緒に楽しい時間を過ごせるのは大きなメリットではないかと」

「実は『プロパイロット』も進化しており、フロントカメラの水平画角は先代の52度から120度まで拡大、解像度は先代から約6倍になっているだけでなく、最新のAI技術を用いて道路状況やほかのクルマの動きをより正確に予測できるようになりました」
【写真を見る】アメリカンフットボールのヘルメットから着想を得た、「日産キックス」のフロントフェイス
【写真を見る】アメリカンフットボールのヘルメットから着想を得た、「日産キックス」のフロントフェイス / 撮影:ソムタム田井


ちなみに日産では、ブランド体験の提供を専門で行うスタッフ「日産ブランドクルー」が同乗する形で、60分以上の長時間試乗ができる「HELLO NISSAN」プログラムという施策も展開中。高速道路での走行も体験でき、先進技術がもたらすワクワクを存分に堪能できる試みとして好評を博しているという。通常のディーラーの試乗予約と違い、売り込みが発生しないプログラムになっているので、気になる人は特設サイトをチェックして、さっそく申し込んでみてはいかがだろう。

取材・文=ソムタム田井

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